Anotherstory 遊園地2 ページ6
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リオ「先生？」
『え？』
隣に座るリオちゃんが話しかけてきた。
リオ「いつから、廉のこと好きだったんですか？」
『それは.......』
リオ「ふふ。そんなこと言えないですよね。」
『......ごめんね...』
リオ「いえ。けど、少なくとも、廉は、ずーーーっと前から、先生のこと。好きだったんだと思います。」
『.......』
リオ「私が、廉と付き合ってたとき、覚えてますか？」
私は、こくんと頷く。
リオ「廉......私に、一度も手を出さなかったんですよ。」
『え？』
リオ「そういう行為も、」
リオちゃんは、口を指差して
リオ「もちろん、こっちも。」
『.......』
リオ「唯一、してくれたのが手を繋ぐこと。あ、一度だけ、抱きしめてもらったことがあるけど.....それだけです。」
『.......そうなんだ......』
リオ「廉って、イケメンで一途で.....ほんっと腹立つくらいいい男ですよね。」
『......そうだね。』
.
リオ「紫耀さんのこと。すみませんでした。」
リオちゃんは、頭を下げた。
『え、.....頭上げて？』
リオ「先生と結婚してるときだったのに、紫耀さんに甘えてしまって.......」
『うぅん。......リオちゃんだけが悪いんじゃないから。.......リオちゃんは、今幸せ？』
リオ「.........はい....」
『そっか。....紫耀もさ、「幸せ」って笑ってたよ？』
リオ「..........」
『私たちは、お互いちゃんと話し合って別れたから.....リオちゃんのせいじゃない。』
『.....私と紫耀は、だめだったけど.....』
『リオちゃんと、幸せになってほしい。......心からそう思ってるから。』
リオ「.......ありがとうございます....」
『うぅん。私こそ、ありがとう。』
リオ「.......先生？また会えますか？」
『もちろん。』
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m(プロフ) - 全作品読ませて頂きました！どれも最高におもしろく、幸せな気持ちになりました！また、次の作品も楽しみにしています！ (2020年7月17日 1時) (
レス) id: 70216a9011 (このIDを非表示/違反報告)
さちまま(プロフ) - 恋してもいいですか?凄く良かったです。完結おめでとうございます。二人がハッピーエンドになって良かったです。また是非次の作品読ませて頂きます。 (2020年7月16日 14時) (レス) id: 016a10df51 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆいりちゃん | 作成日時：2020年7月15日 20時
