シーグラス (ページ47)

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『...........別れてどれだけ経てば、次の恋をしてもいいのかな？』

ハノ「.......」

『人間なんだから、みんな誰かに恋をする。それが、早い。遅い。なんて他人が決めることじゃないと思う。』

ハノ「........そうかな....」

『そうだよ。もしも、ハノのことを悪く言う人が現れたら、私がそいつに怒る！！』

『.......だからさ？......自分の気持ちに正直でいいよ。』

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ハノ「..........私は.......」

ハノ「.....海人が好き.....」

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『海人、きっと喜ぶと思う。その言葉、海人に言ってあげて？』

ハノ「........言えるかな....」

『大丈夫。勇気出して？』

ハノ「........うん！」

『海人がいる場所わかるよね？』

ハノ「........行ってくる」

『報告待ってるね？』

ハノ「A！ありがとうっ！」

ハノは、嬉しそうに家を出ていった。

大体休みの日は、マンション下の

コートで友達とバスケをしてる。

ハノ.....がんばれっ！

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『........まだ強くなれてないよ..........』

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まだまだ先の話って思ってた。

けど、.......ハノのためにも。

............海人に甘えるのは、

もうやめよう。

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たとえ、双子だろうと、幼馴染だろうと

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好きな人には、自分を一番に

見てほしいはずだもん。

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ハノと海人がいなくなったら......

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『.......私....一人ぼっちだ.....』

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とてつもない、不安に襲われて、

私は、自分の部屋に行き、

ベットに転がり、頭から布団を被った。

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