シーグラス (ページ30)

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そのあと、チャイムがなり、

廉「ほな、そろそろ教室戻ろか」

『......はい...///』

廉「あ、今日一緒に帰らん？」

私は、とにかく早くこの場から

立ち去りたくて、こくんと頷く

廉「よかった。じゃぁ、放課後、迎えに行くわ」

『わかりました////』

私は、返事をすると、

『.......じゃぁ、失礼しますっ/////』

急いで、屋上を出て、教室に行き

最後の授業を受けた。

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授業が終わり、ハノが私の席に来て、

ハノ「A？本当は保健室居なかったでしょ」

ニヤニヤしながら言ってきた

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『な、なんで、知ってるの！？』

ハノ「あ、やっぱりそうなんだ」

『え？！』

ハノ「ちょっと、カマかけてみたの。笑」

『なにそれ！ひどいー！』

ハノ「ははっ！ごめんって！」

ハノ「で？どこにいたの？」

ハノは、机を持ってしゃがみ込み

私を見上げる

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『.........先輩と.....いた.....』

ハノ「え！？まじで！？」

『......うん.....////』

ハノ「なにそれなにそれ！もっと詳しく聞きたいっ！！」

私は、興奮気味のハノに

簡単に説明をした。

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ハノ「え！なに、それってさ！なんか急展開じゃない！？」

海人「何が急展開なの〜？」

海人が荷物を持って迎えに来た

ハノ「海人！それがさ！」

ハノは、さっき私が話したことを

海人に話す。

海人「え！なにそれ。本当、急展開じゃん」

ハノ「でしょ？！」

海人「A、すごいじゃん」

『.....ありがと.../////』

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すると、周りがザワザワし始める

私は、慌てて扉の方に目線を向けた

廉「Aちゃん。帰ろ？」

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そうだ

あの場から、早く逃げたくて

先輩の誘いに頷いちゃったんだ......

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『ハノ、海人ごめん。理由は、また説明するから.....』

ハノ「全然いいよ」

海人「じゃ、また家でね」

『ありがと.....』

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私は、荷物を持って、先輩に駆け寄る

『お、お待たせしました..../////』

廉「ほな、帰ろか」

『はい.../////』

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