いちごミルク (ページ8)

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色んなお店の明かりが照らす道を

歩いて最寄り駅に向かう。

駅につくと朝よりは少ない人たちが

電車を待っていた。

ガタンガタン

プシュー

電車がきて乗り込もうとしたとした時、

誰かが私の腕を掴んで走り出した。

『え！？？ちょ、！』

そんな私のことは気に求めず

どんどん走って、人気がないところに

来るとやっと足が止まった

『はぁ、はあ....なっ！なんですか！！？？』

手を引っ張ってきた人に向かって

大声を出した。

？「そんな大声出さんでも聞こえるで。」

息ひとつ上がってないその人は

関西弁で私に言った

その人をよく見ると見覚えのある帽子

『..ん？..あっ！！！朝の感じ悪いやつ！！！！』

？「また大きな声。てか感じ悪いやつてなんやねん！」

『だって人のこと鼻で笑ったり、私のこと押しのけたり！』

？「....俺のこと知らんの？」

『知るわけないじゃない。今日の朝少し会っただけでしょ？』

私が言うと男の人は小さなため息を

ついて帽子を少し上げて私を見た

？「...ホンマに知らんの？」

『だから知らないって。なに？ストーカーですか？』

？「...ははっ、なんやねん。心配して損したわ。」

笑う男の人。

『本当なんなんですか？』

私が睨む。

？「俺、永瀬廉。」

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