いちごミルク (ページ7)

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『ありがとうごさいました〜』

カランコロン

午後8時

最後のお客様をお見送りして

今日も仕事が終わった。

看板を閉まって更衣室へと入った

優子「Aちゃん。今日もありがとう。お疲れさま」

『お疲れさまです。優子さん』

優子「今日もたくさんのお客様が来てくれて嬉しかったな〜。」

『そうですね！常連さんも段々増えてきて私も嬉しいです！』

優子「あ、ところで機嫌はもう治った？」

着替えながら問いかけてくれた

『はい。優子さんに聞いてもらったんでもうすっかり元気になりました。』

優子「そう？よかった。またいつでもなんでも聞くからね」

『はい。本当いつもありがとうございます。』

優子「暗いから気をつけて帰ってね。」

『はい。また明日です。お疲れさまでした。』

優子「お疲れさま」

優子さんはこのお店の上にある

マンションに住んでいる。

私も引っ越して来ようかなって

思ったこともあったけど、

今のマンションすごく気に入ってるから

やめたの

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