いちごミルク (ページ5)

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優子「で、どうしたの？」

床をモップで掃除しながら聞いてきた

『今日、いつものように電車に乗ってきたんです〜。』

棚を上を拭きながら答えた。

『そしたら女子高生たちが、今日デビューしたkingなんとか？とか言うグループの話してて、微笑ましいな〜って思いながら聞いてたら、前に座ってた人が鼻で笑ったんですよ。』

『で、何こいつ。って思って凝視してたら目が合っちゃって。で、私が降りる駅についたとき、見られてたのが嫌だったのかその男の人が私を押しのけて足早に降りていったんですよ。』

『押しのけるってひどくないですか？！まぁ確かに〜？きれいな顔してたし〜？身長もそこそこだったし？モテるのかもしれないですけど！』

優子「ふふっ」

『え、なんですか？』

優子「Aちゃんって本当いい子だよね。」

『え？今そんな話してましたっけ？』

優子「ふふっ！わかってるよ？けどなんか、怒るポイントが人と違ってていいな〜って思ってね。」

優子さんはニコニコしながら

モップ掃除を続けた

『...ポイント？』

私は手を止めて優子さんを見た

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