いちごミルク (ページ27)

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家に帰ってご飯を食べて

お風呂に入って

そろそろ寝ようかなって

思っていた

ピンポーン

時計を見ると時刻は22時半

『え...こんな時間にだれ...』

インターフォンを見ると、

帽子を深く被った人

『...は、はい...』

廉「俺や...永瀬廉...」

え？永瀬廉？

『い、今開ける...』

オートロック解除のボタンを押した

少ししてまたインターフォンが鳴った

穴から覗くと正真正銘、永瀬廉だ。

ガチャ

『ど、どうしたの？こんな..』

永瀬廉は「お邪魔しま〜す」と

言いながら帽子とマスクを取り

部屋に入りソファーに横になった

私も急いで永瀬廉の後を追い

部屋に入った

廉「あ"ぁ〜..めっちゃ頑張ったけど、やっぱだめやったか〜....」

『...何が？』

廉「...今日...めっっちゃ可愛かった...」

『え、』

気づいてたんだ...

廉「めっちゃ可愛かったからもう一度見たいって思って急いだんやけど、やっぱ時間も時間やしだめやったわ...しかもめっちゃびっくりしたわ...会場みたらAちゃんがおるんやもん...」

ソファーに座った

　

『..//..気づいてないんだとばかり思ってた』

廉「気づかんわけないやん。なんで言ってくれんかったん？」

『え、あ、それは...驚かそうかなって思って..』

廉「いやホンマ驚いたわ...来るって分かってたら楽屋呼んだのに...」

『いやいや..』

廉「元々くる予定やったん？」

『違うよ。友達がどうしても行けなくなったから代わりに行ってほしいって言ってきて。空席にしたらking&Princeが可哀想だからって。』

廉「そうなんや。そのお友達はめっちゃいい子やな。」

ズキン

『そ、そうだね...』

廉「Aちゃん？どした？」

『え、なんでもないよ』

廉「そう？ほなええけどな。..あ、あれってグッズ？」

『あ、うん。けど私のじゃ』

言いと終わる前に永瀬廉はグッズを見た

廉「...なんで紫耀なん？」

『え、あ、いやだから、』

永瀬廉が急に私の腕を引っ張って

優しく抱きしめた

『な、//』

廉「あれ嘘やったん？」

『なにが..//』

廉「紫耀を知らんって言ったこと」

『ほ、ホントに知らなかったよ..？だって、そのグッズも私のじゃないから...//』

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