いちごミルク (ページ26)

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優子さんもう会場に着いたかな?いっぱい楽しんできてね!

A無理言ってすみませんでした。ありがとうございます!楽しんできます!

あと一件は...

『永瀬廉...』

永瀬廉おはよ!今日から初コンサートが始まんねんけど、緊張がやばいわ。

なんか変な感じ。

コンサート会場で、

こんなにたくさんのking&Princeの

ファンたちが居る場所で

king&Princeの永瀬廉とLINE

してるなんて...

A今日からなんだね。たくさんリハーサルしてきたんでしょ?永瀬廉なら大丈夫!!自身持って!

数分後

永瀬廉ありがとう!なんか力が湧いてきたわ!よし!行ってくるわ!!

Aよかった。うん!行ってらっしゃい!

スマホをかばんにしまうと同時に

開場が始まった

ぐるぐるした気持ちも不思議と

なくなっていた

会場して自分の席を探して席に着く

『え、待って。ここってちょっと近すぎない..バレてしまいそう...』

メインステージから5列目、

そしてking&Princeが通るであろう道の

すぐ横だった

『これ、手を伸ばせば届きそうな距離...』

永瀬廉に言ってないのに、バレたら

なにか言われるかな...

永瀬廉が通るとき、若干下を向いてたら

大丈夫か！...よし！それで行こう！

みんなの会場が終わり、いよいよ

コンサートが始まった

king&Princeは空中に浮かんだ

王座のゴンドラに乗って現れた。

『うわ。すごい...』

それからどんどんコンサートは進んで。

MC をメインステージで始めた

廉「どこを見渡しても僕たちのファンですから、こんなに心強いことはない」

と言いながら会場を見渡したとき

バチっと目があった

けど永瀬廉はすぐ違う方を向いた

あれ？私って気づかなかったのかな...

バレたくないって思ってたのに

今は「気づいてほしい」と願ってる。

永瀬廉のことになると

自分が自分じゃないような気がして

変な感じ...

そして最後の曲になった

ゴンドラに乗り歌う

「King & Prince,Queen & Princess」

永瀬廉が私を見た気がした。

アンコールもあり、コンサートは

終わった

『すごかったな〜..永瀬廉...。』

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