いちごミルク (ページ22)

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綾「A、なんか雰囲気変わったね。」

前にも聞いた言葉

『そう？』

綾「なんかすっごく可愛くなった！彼氏でも出来たの！？」

『本当？彼氏なんていないよ〜』

綾「そうなの！？こんなに可愛いのに勿体ない」

『そう言ってくれるのは綾だけだよ』

...廉「Aちゃんの彼氏になるチャンス」

『....』

綾「..！...A！」

『え、な、なに？』

綾「どうしたの？ボケーとしちゃって。」

『な、なんでもないよ。そういえば何か言いたいことでもあったの？久しぶりに連絡してきたから。』

綾「あ、そうそう！あのね、お願いがあるの！」

『お願い？』

綾「これなんだけど」

綾はカバンから1枚の紙を出した

『何これ？』

綾「今をときめくking&Princeのコンサートチケット！！」

『コンサート？』

綾「そう！本当は私が行きたかったんだけど、その日学校で試験が入っちゃって...最近の友達はみんな一緒の学校だし、譲れるのはAしかいないの。」

綾「空席にしたらking&Princeが可哀想でしょ？」

『う、うん..』

綾「あ、けどジャニーズ興味なかったよね...やっぱ違う人に譲ったほうがいいかな」

『...行く。』

綾「え？」

『私、行くよ！』

綾「ありがとう。本当助かる。けど、どうしたの？興味なんてなかったのに。」

『ん？ん〜なんとなく？色んな経験してみたいなって思って』

綾「そっか。あ、あともうひとつお願いしたいんだけど、グッズ買ってきてほしいの！」

『グッズ？』

綾「本当なにも知らないね。笑」

『それほどでも。笑』

綾「褒めてないから。笑」

『そう？笑』

綾「うん。」

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