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平日の朝。
見た目は周りの学生さんたちと
変わらなそうなのに、
服装は私と同じ普通の服。
若そうに見えてそうでもないのかな。
なんて考えながらその人を凝視してたら、
さすがに視線を感じたのか
前に座る男の人が軽く顔を上げてきた。
っ！！目が合っちゃった。
うわ。きれいな顔...
男の人？肌とかつやっつや！
って私何考えてんの。
男の人はすぐまだ顔を伏せた
そんなことをしてる間に私が
降りる駅についた。
扉が開き降りようとしたとき、
私を押しのけるようにして目の前に
座っていた男の人が電車を降りて
早足で改札口へ向かっていった。
『っあぶな...』
なにあの人！！
顔が少しきれいだからって
押しのけることないでしょうよ！
なんとなくモヤモヤしながら
改札口を出て仕事場へ向かった。
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作者名：ゆいりちゃん | 作成日時：2020年3月8日 18時
