いちごミルク (ページ14)

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『...考えとく。』

廉「なんやそれ。笑」

『そ、そんな知り合って間もない人に、ずっと会いたいなんて言われて、「いいよ〜」なんて言う人がどこにいるの？』

廉「...！..ははっ、Aちゃんってホンマおもろいわ！笑」

『...と、とにかく！これからずっと会うかはこれからの永瀬廉次第ってことでお願いしたいです。』

廉「ってことは、次は会ってくれるってことでえーか？」

『..まぁそういうことにしといてあげる』

廉「素直じゃないな〜。けどありがとうな。」

廉「連絡先教えてくれへん？」

『...LINEでいい？』

廉「ええで。」

永瀬廉と私はLINEを交換した。

廉「Aちゃん...っと。登録おっけ〜！って、わ！もうこんな時間や。」

永瀬廉の声で時計を見ると

9時半を過ぎていた

一時間も話してたんだ。

廉「遅くまでありがとうな。電車乗るやろ？一緒にいこうや。」

『え、でも大丈夫なの？バレたりしたらやばいんじゃないの？』

廉「毎日電車乗ってんで？笑」

『そうなの？！バレたことないの？』

廉「ないない！みんなが思てんのはキラキラした永瀬廉やから。こんな地味なんが本人やて思わんやろ。」

そういういうと深く帽子を被り

私の手を引いて歩き出した。

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