いちごミルク (ページ11)

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廉「..前もこの最寄り駅におったけどなんかあるん？」

え、普通に話しかけてくるんだ。

『..あなたに関係ないでしょ？』

廉「まぁそうやな。笑」

『...じゃぁ私帰るから。』

廉「待ってや。」

『なに？』

　

廉「...少し話さん？あかん？」

前とは違う雰囲気で話してくる永瀬廉に

『別にいいけど...』

と返事をする自分がいた

さっき座っていたブランコにまた座る

廉「...何歳なん？」

『...19』
　

廉「え、未成年なん？こんな時間におって大丈夫なん？！」

驚いた顔でこっちを見てきた

『こんな時間ってまだ20時半だし...それに一人暮らしだから別に..』

廉「一人暮らしなんや..」

　

『だめなの？』

廉「いや別に。自立してんな〜って思ったからさ」

『..ありがとう』

廉「...あんた名前は？」

『..A。』

廉「A...覚えとくわ。」

『え？なんで？』

廉「ん？なんか俺、あんたのこと気になるから」

『は？』

次は私が驚いて永瀬廉を見た

廉「前あんた..Aちゃんに怒られた時からずっと気になっててん。」

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