◆ リ ク エ ス ト 4 - 1 ◆ ページ20
【城石コーチリクエスト】
山田 side
Ys1「お久し振りです!」
79「哲人、元気だったか?」
Ys1「はい!」
数年前までヤクルトの内野守備走塁コーチを務めていた城石さん。久し振りに神宮でお会いして、よく連れて行って貰ったご飯屋さんに、連れて行って貰っている。
79「お前の最近の活躍、すごいなー。俺、本当嬉しいわ」
Ys1「城石さんのお陰っすよ」
79「またまたー。今は宮本さんにしごかれてんだろ?」
Ys1「宮本さんめっちゃキツイっす」
79「まあ、宮本さんなら間違いないだろ」
予約していたみたいで、店員さんに席に通される。個室?2人だけにしては、広ない?と思いつつ席に座る。
79「あと、遥輝とAも来るから」
Ys1「あ、そうなんすね」
野球の事について、プライベートな事について、先にビールを飲みながら色々話していると、遅くなりました!と遥輝とAちゃんが到着。
79「お前ら遅いわ」
『遥輝さん、方向音痴なんですもん』
7「お前、俺、東京慣れてないんやからしゃーないやろ」
『東京の道はぐちゃぐちゃに入り組んでるんですから、知ったかしないでください』
7「そこまで言うか?こっちちゃう?って言っただけやないかい」
『それがダメなんです!東京の道、遥輝さんの1,000倍は運転しとるんですから、変なところでカッコつけんと、私についてきたら良かったやないですか』
79「もう、兄妹喧嘩はいいから座れ」
スゴい勢いで言い合った遥輝とAちゃん。城石さんが止めに入ってやっと終わり、俺の隣に遥輝、城石さんの隣にAちゃん。
『山田さん、お久し振りです』
Ys1「オープン戦以来やんな?元気?」
『はい、めっちゃ元気です』
7「グッチさんも見れたもんなー」
Ys1「グッチさん?」
79「ヤクルトの坂口さんのこと好きなんだよね」
『はい!』
でも、今日、つばみちゃんにライバル宣言されました。私、グッチさんがマスコットに好かれてるなんて知らなかったですよお。とAちゃんのあからさまな嫉妬。城石さんが隣で俺がいるだろー、と頭を撫で回すから髪の毛ぐちゃぐちゃ。
Ys1「遥輝とAちゃん、何飲む?」
『あ、すみません。えっと…』
遥輝さん、いつもと一緒でええですか?と言うと、ええよ。と。何かええな、そういう何でも知ってるみたいな仲良しな異性がいてるって。
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作者名:歌子(かこ) | 作者ホームページ:https://bit.ly/35Iex9O
作成日時:2018年8月31日 7時