* 逸 る 気 持 ち * ページ9
清水 side
遥輝さんから、15分後に大宴会場でミニライブがあるとLINEがあった。一緒の部屋の亮さんと瑞輝となおさん。にもLINEがあったみたいで。どうする?と。
15「あ。遥輝さんから追加のLINE。」
あ、Aが来てるんやって。さっきの納会のマリンバの指導者で?ふーん。とりあえず、Aが大将と卓さんのためにミニライブやるんだって。となおさん。
10「Aさん、来てるんですか!?」
68「Aさんって?」
15「ほら、卓さんの。命の恩人」
34「ああ!優心さんの好きな人」
10「俺、絶対行く!」
まだお風呂に行く前だったし。携帯持って飛び出そうとすると、亮さんが俺も行くから!優心待って!と。早く!早く!と急かせば、本当にAさんって人の事、好きなんだね。と笑いながら亮さんは言う。
15「俺と瑞樹も行くから。」
落ち着けって。と部屋の鍵をしっかりかける、なおさん。瑞輝もちょこちょこと着いてくる。
15「遥輝さんのLINEにも2人に気が付かれないように。ってあっただろ?急いだって仕方ないって」
あと15分もあるんだから、ゆっくり歩いて行こう。と言うなおさんはとても大人。ちょうど隣からも、剛さん、鍵さんと雄也さん。
30「そっちも?」
15「そうです」
64「俺、そのAちゃんって見てみたい」
まだ10分あるし、ゆっくり行こう。と鍵さん。早くAさんに会いたいな。とそわそわしていたら、バッチリ鍵さんに見破られる。
30「本当、優心さAちゃんの事、好きだよね」
10「そりゃもう!大好きです!」
12「慎吾も大変だなあ」
15「剛!!」
12「?」
30「え?何?あいつもAちゃんのこと好きなの?」
68「うわ、Aさんって人。モテモテじゃん」
30「卓も好きだろうな」
34「日ハムキラー」
64「慎吾は巨人だけどな」
30「あの子はね、モテるよ。うん」
12「それ、すごい思います。」
15「あの時の慎吾の嫁感ヤバかったしな」
10「何ですか、その話!聞きたいです」
夏に93年会を慎吾の家でやった時に…となおさんが話始めるともう、会場のすぐそば。遥輝さんが大将と卓さんを中に入るように促していて。中から音が聞こえる。すでにライブは始まっていた。
もうすぐ大好きなAさんに会えると思ったらドキドキとワクワクが止まらなかった。
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作者名:歌子(かこ) | 作者ホームページ:https://bit.ly/35Iex9O
作成日時:2018年8月10日 11時