転校生【海藤side】 ページ3
今日の朝の話をしていたら斉木に置いていかれてしまった。
ダークリユニオンの襲撃のせいで少しばかり疲れていた俺は走って追いかけることはしなかった。
だが、疲れていたというのも少しだぞ???
そう、ほんの少し。
教室に入ると燃堂が話しかけてきた。
『おう！チビ！今日転校生来るらしいーぜー』
相変わらず馬鹿みたいな顔をしているな。
しかし、転校生か...どんな奴なんだろうか。良い奴だといいが。
《ふん。どうせ人間だろう？
この俺のように特別な選ばれし存在なら相手してやってもいいが、俺は人間を相手にしている暇などないな。》
くぅぅぅ！決まったあああ！かっこいいぜ、俺！
『おめーも人間じゃねーか、宇宙人か？おめー』
《は？！い、いや、別にそういう意味ではない！宇宙人なんかじゃないぞ！！》
「はい、みんなー。席に着いてねー。」
燃堂を相手にしているうちに着席時間になったようだ。
先生が教室に入ってきて、着席を促す。
「今日は皆に紹介したい子がいます。ほら、入ってきていいわよ。」
女か？男か？男だったらいいな。
いろんな話が出来るからな！！
ドアが空いたその時、クラスの全員(斉木を除いて)が目を見開いた。
入ってきた転校生らしき女子は黒板に名前を書き出す。
゛斉木A ゛
〔はじめまして、Aっていいます、よろしく〕ﾆｺｯ
天使かと思った。本当に、冗談抜きで。
こんなに可愛い子がPK学園に来るなんて。
照橋さんと並ぶほど、いや、それより上かもしれない。
「んん、席はー、あっ海藤くんの隣が空いてるわね」
えっ!?!?!?!?お、俺の隣だと?!?!
いやいやいや、
あんなに可愛い子が隣に居たら心臓がもたないぞ?!?!?!
〔よろしくねっ〕ﾆｺｯ
《あ、うん、よろしく...///》ﾎﾞｿｯ
自分でも顔が熱くなるのがわかった。
珍しい事にPK学園は1年間席替えをしないのだ。
だからずっとこの子は俺の隣...！！
はっ！なんて気持ち悪いことを考えているんだ俺は！！
〔名前なんて言うの？？〕ﾎﾞｿｯ
先生の話が始まったからか、小声で俺に話しかけてくる。
《ぼ、僕、いや俺は...海藤...瞬だ...》ﾎﾞｿｯ
〔じゃあ、瞬ね！！〕ﾆｺｯ
《あ、ああ、うん...///》
朝から死にそうだ。
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おかぴぃ。 - ホノボーノさん» 楠雄が楠男になっちゃってますね！！ごめんなさい！すぐ直しますね！！教えてくれてありがとうございます！！！ (2018年4月15日 17時) (
レス) id: c728dfd7fd (このIDを非表示/違反報告)
ホノボーノ - くすおのおが違います。楠雄のおは、雄です。 (2018年4月14日 22時) (レス) id: d691122adb (このIDを非表示/違反報告)
おかぴぃ。 - クルミさん» ありがとうございます！！頑張ります...！今年度受験生なんですけど、できるだけ毎日更新できるようにはしたいです！！ (2018年4月1日 19時) (レス) id: c728dfd7fd (このIDを非表示/違反報告)
クルミ - 私も海藤君と鳥束君大好きなので楽しみにしています!更新頑張ってください！ (2018年4月1日 14時) (レス) id: 117cdf2722 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おかぴぃ。 | 作成日時：2018年3月29日 13時
