9 ページ11
四十九日の日
ーてつやー
今日は四十九日。午前は二人のご家族と昔あった思い出話をした。あのとき、りょうがしばゆーをいじって、皆で笑ったことだったり。
虫さんがあんなことを言って皆で爆笑したことだったり...。
俺たちはただただずっと今まであったことをご家族の皆さんに話した。
すると、虫さんのお父さんがボソッと
「あいつが君たちと一緒に過ごしたい理由が分かったよ。君たちと一緒に教師をやめて、ユーチューバーなんていうよくわからない職につく、と言ったときは反対したが、結果的に良かったかもしれんな。
君たちみたいな、友達を大事にしてくれる優しい子達と仲良くできて、あいつも幸せだっただろうな。
ありがとう。息子と仲良くしてくれて。」
と言ってくださった。 俺たちはその言葉に感動し、涙が止まらなかった。 すると、りょうのお父さんも、
今までありがとう。これからも忘れてやらないでくれ、と言われ、涙がまた溢れてきた。
どんなに二人のことを大好きだったのか。その事を二人のご家族に分かってもらい、嬉しかった。
午後になり、メンバーだけになった。
てつや 「四十九日なんだから顔だしてくれてもいいのに、全然顔だしてくれないじゃん!」
こういう日にはだいたい何かあると思ったのだが、全く心霊現象は起きない。
ゆめまる 「おーい!りょうくん!虫さん!」
ゆめまるが二人の名前を呼ぶ。だが何も起こらない。
としみつ 「悲しっw」
しばゆー 「相変わらず意地悪だなぁw」
二人は笑いながら言っているが、目には涙をためていた。なんの反応もなくて、寂しいからだと思う。
俺も寂しいもん。 二人が俺たちのことを忘れたのかなって思って...。
てつや 「りょう...。虫さん...。俺たちのこと忘れたからなんの反応もないの...?」
俺がそう言うと、「んな訳ないじゃんww」と、懐かしい声が聞こえた。
書き方変えました。(作者)
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 7人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ベーコン - 夕美様。 不快にさせてしまったこと、心からお詫びを申し上げます。 オリジナルフラグ、外せているでしょうか (2019年1月27日 16時) (
レス) id: b8ec7e95d6 (このIDを非表示/違反報告)
夕美 - アニメなどを扱う作品も同様です。 (2019年1月27日 16時) (レス) id: 21ffcc7916 (このIDを非表示/違反報告)
夕美 - 実在する方のお名前を借りている作品ならオリジナルフラグ外して下さい。違反になります。 (2019年1月27日 16時) (レス) id: 21ffcc7916 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ベーコン | 作者ホームページ：http://desuka_nn
作成日時：2019年1月27日 16時
