【カゲプロ】貴女はメカクシ団に取り合いされているようで…？ (ページ8)

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7話過去編ページ8

カ「ねぇねぇ、Aちゃんの荷物とかどうする？家にとりに帰r「だめ！」」

「家には、帰りたくないの…」

キ「どうしてか、話せるか？無理しなくていいからな」

「いや、いいよ、話すよ…私の過去を」

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私の父親は、毎日毎日ギャンブルでお金を使い、さらにお酒をたくさん飲んで帰ってくるような最低な人だった。
母親は、父親があんな風になったのは私が生まれてきてからだ、私のせいだ。という

ある日のこと
母「ねぇ、私達、別れましょう。あの悪魔は私の家に放っておくから」
父「お前がいいならそうしようと思っていたんだ。じゃあな」

そう言って、父は出ていった。母は、あとで後悔したようで、父が出ていったことでさらに私を嫌い、いつもいつも殴られ蹴られ、家事は全て押し付けられた。
その状態でも学校に通っていた。でも、毎日痣が増えていたためみんなから避けられていた。

私の居場所は、どこにもない。ずっと一人。

そんな生活に終止符を打とうとリスカをしたり、カッターで首を切ろうとしたりしたが私にはそんな勇気が無かった。

そんな最悪な中学校三年間を終えてもまだ暴力は続いた。

そしてあの日は、デパートにでも行きたいと思ってデパートに行った。
すると運悪くテロリストのテロに巻き込まれ、倒れてしまう。
そこを、カノ達が助けてくれた。
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私が話終わるとみんな泣いていた。
私がこんな話をしたせいで、家に帰りたくないなんてわがままを言ってしまったせいで。

セ「Aさん、盗ませてもらったっス。そんな事ないっすよ。そんな事があったから家に帰りたくないって思うのは普通っス。俺らが泣いてたのは、Aさんのせいじゃないっすよ。」

キ「そうだ。セトの言う通りだ。Aは悪くない。俺たちがいる。」

マ「これからは一人じゃないよ。私達がいるからね。」

モ「みんなの言う通り。だから、自分を悪く思わないで！」

カ「ねぇ、Aちゃん、ここに住んじゃいなよ。そんな酷い奴なんか置いてさ。いいよね？キド」

キ「あぁ、大丈夫だ。」

エ「じゃあ、私達も住みたいです！Aさんと長く一緒にいたいので！」

シ「あぁ、俺も同意見だ。迷惑じゃなければ、だが」

モ「私も私も～！団長さん、お願いします！」

キ「あぁ、みんなで一緒にここに住もう。」

カ「改めまして、ようこそメカクシ団へ！」