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過去に戻って3日目 、
実家の天井を見ても全く驚かないそんな今日は
学校をサボって
金指くんの行きたい所へ行く 。
どこに行くんだろう？
そんなワクワク感に包まれつつ
サボりというスリル感にドキドキもする 。
そんな気持ちになったからなのか 、
アイロンで髪を少し緩く巻いてみたりして ……
まるでデートに行くかのよう 。
『 うっ …… 気合い入れすぎた？』
巻き終えた髪をふわっと触りながら
鏡に映る自分を見て苦笑い 。
最後に玄関の鏡で身なりをチェックして準備完了 、
軽い足取りで家を出た 。
『 行ってきまーす 』
家を出ると携帯を弄りながら
イヤホンを耳にしている金指くんが 。
家を出た私に気づいて
ゆっくり顔を上げながらイヤホンを外した彼に
「 お 、おはよう 」
『 おはよう 』
私は不思議とドキドキしている 。
『 サボるなんて後にも先にも今日だけだよ 』
「 俺もだよ 、しかも無断で欠席とか 」
でも自然と肩を並べて歩けば
さっきまでのドキドキは嘘みたいに消えて
『 どこ行くのー？』
「 1日考えたけど 、あんまり浮かばなくて …… 」
隣の彼に安心感を覚えている 。
「 でも … 海とかどう 、かな？」
『 海？いいね！まだちょっと暑いし！』
お婆さんは彼にもうすぐ彼女が出来るって
言ってたけど
『 水着持ってきたらよかった 』
「 お母さんにサボったのバレるよ？」
『 だよねー 、足だけならいいよね？』
「 多分ね 」
照れたような彼の笑顔も今は私が独り占め 。
『 …… え？』
「 どうしたの？」
『 いや 、何にもないんだけど 』
ふーんって顔で私を見る金指くん 。
今の私 。
彼を独り占め …… とか思った？
「 早く行こう？」
『 あ 、うん 』
何それ 、まるで私が金指くんを
好きになったみたいじゃん 。
そんなことない …… 絶対 。
だって一昨日までは彼の存在すら忘れていたし
私に告白する為だけに過去に時間を戻すような人だよ
好きになるなんてありえない 。
絶対 、ありえない
けど 、隣にいたいのは確か ……
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kiko(プロフ) - 感動しました！読んでてすごく引き込まれたので続編が見たいです (2月25日 23時) (
レス) @page22 id: c89193cc02 (このIDを非表示/違反報告)
Natsuki☆(プロフ) - 続きが見たいです！でも、作者さんのこと応援したいので無理しないでゆっくり更新してください！他の作品もすごく良かったです！ (2019年10月12日 8時) (レス) id: d0758bb83f (このIDを非表示/違反報告)
金指Love - 続きが見たい〜！ (2019年8月25日 15時) (レス) id: d0758bb83f (このIDを非表示/違反報告)
檸檬 - 待ってます更新 (2018年9月20日 2時) (レス) id: 833ad1f191 (このIDを非表示/違反報告)
いちかわ(プロフ) - 作者さんの作品全部好きです！こちらの作品も楽しみにしてます。 (2018年8月10日 14時) (レス) id: 50dddb31e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みるるん
| 作成日時：2018年8月10日 14時
