光を【岡本信彦×Trignal】 (ページ7)

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いつの間にか雨はやみ、綺麗な虹がかかりはじめていた。
僕達の進む道が切り開かれたように。

雷神の所へ近づくにつれ、

終末の笛は大きく鳴り響き
再び深淵の闇が覆い出す

水神の力が加わり、火風の瀑布(ばくふ)が堕ちた雷光にふりかかる

光を照らすために。

―――――――――

鳴り響く雷鳴の先にいたのは

暗きオーラを身に纏う雷神だった。

炎｢雷神もうやめろ。お前が望む世界は違うだろ！｣

風｢そうですよ、辞めてください！｣

水｢雷神！もうやめよう！｣

罪を流す聖水を放つ───

訴えかける水神。

炎神と風神は水神の手を取り支える。

次の瞬間

雷｢黙れぇ！｣

｢｢｢うわぁー！｣｣｣

今までにないほどの破壊力ある光速の雷が3人を襲う。

雷｢我は讃えるべき神である。

加護を受けた我は唯一無二。貴様らなどいらない
ひれ伏し、そこに見ていろ。時の行方をな。

人間は選ばれたもののみが生を受けて歩けばいい。

この世の理は我だ。崇めよ｣

――――――

身体は瀕死状態。だからだろうか、雷神の気持ちを汲み取れたように思えたんだ。

雷神はは僕ら4人の中で一番民のために考えるやつだ。

空回りすることもあるが的確な考えでいつも関心を持っていた。

今回もその延長上...にしてはいきすぎだろう。

しかし、それならばこの戦いは

俺らの勝ちだ。

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