いつもの姿じゃない ページ9
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翔「へぇ、じゃあAちゃんはたまにニノんちでご飯食べてるんだ」
A「そうなんです。本当にたまにですけどね」
楽屋に呼ばれた私とかなはなぜか嵐に混ざって
ケータリングを頂いて、世間話なんかをしちゃっている。
雅紀「しかも合鍵まで渡してんだよ、すごくない？」
かな「え、それ初耳です」
A「いやなんとなく言えず…」
カズもなんか言ってよと目線で訴えるけど
相変わらず手元のゲームに夢中。
潤「もう一回聞くけど、ただの幼馴染なんだよね？」
A「はい…」
智「なんかあやしーい」
いつのまにか隣にぴとって寄り添って座っていた大野さん。
距離の近さに戸惑って思わずその顔を見ると
ん？ってふにゃんとした笑顔で微笑まれる。
さっき相葉さんにリーダーには気をつけてって言われたけど
なるほど、なんとなく分かるな…
カズ「もういいじゃん、幼馴染だって言ってんだから」
トン、と大野さんを押し退けて間に入ってきたカズが
テーブルにある缶ビールをあけて口へ流し込む。
潤「まあ…いろんな形があるからね」
そう言って、Aちゃんとかなちゃんも飲む？と私たちにも缶を渡してくれた。
A「ありがとうございます、頂きます」
やった、と心の中で喜びながら二口、三口飲むと
カズに横からひょいっと取り上げられて
グラスに半分くらい注いだかと思えば
中身の残り少なくなったその缶を私に戻した。
A「え、なに」
カズ「お前はこっち」
A「なんで！？こんなの少ない…」
カズ「すぐ酔うでしょ。またAん家まで送るのめんどいから飲みすぎんなよ」
なにそれ……
もしかしてあのバーの日のこと根に持ってる？
そんなに私あの日やばかったのかなぁ…
そんな私たちの様子を見ていたみんながポカーンとした表情を浮かべて
翔「まって、ニノがニノじゃない！」
潤「なに今の、甘くない？笑」
口々にざわつき始めた。
かな「A…羨ましい…………………」
A「え、え、え？」
雅紀「ね、やばいよね！？ニノったらこの前もAちゃんにこんな感じでさぁ！」
智「えーなんか面白いことになってんね笑」
カズ「は？うるさいよ。こいつのお世話してやってるだけだし」
雅紀「…ふーん？」
何かを思いついた顔をした相葉さんがニヤニヤしながら私に近づいてきたと思ったら、ぐいっと肩を抱き寄せられた。
えっ、て相葉さんのほうを向く前に
耳元に相葉さんの掠れた声がかすめた。
雅紀「じゃあニノ。そのお世話役、俺が代わってあげる」
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ゆず(プロフ) - 続きが気になり一気に読んでしまいました！更新楽しみにしてます (5月21日 20時) (
レス) id: 2cfd32ee74 (このIDを非表示/違反報告)
MILK - 読んでいてとても楽しかったです！これからも頑張ってください！(=^ェ^=) (2023年3月31日 15時) (レス) @page18 id: 6fb80e3aaf (このIDを非表示/違反報告)
あおば(プロフ) - ららなさん» ありがとうございます！そう言って頂けてとても嬉しいです。ゆっくりな更新になってしまってますが、これからもよろしくお願いします＾＾ (2023年3月20日 13時) (レス) id: f7d7729b51 (このIDを非表示/違反報告)
ららな - とてもおもしろくてキュンキュンしました！続きも楽しみにしています！ (2023年3月16日 0時) (レス) @page15 id: 43dcf108d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アリサ.
| 作成日時：2023年2月21日 15時
