親友のお出まし ページ8
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A「信じれなかったら…？」
私の言葉に、二宮さんは少し間を置いてから
和也『終わりだろうな』
呟くように、そう答えた。
オフィスに戻った私は雑務を片付け、パソコンを切る頃には19時前になっていた。
A「あーーーー…」
周りを見渡すと、もうほぼ人がいない。
金曜日だもんね。みんな帰るか。
今日は特に予定もないし…おとなしく帰ろうかな。
残っている少数の人たちにお疲れ様です、と声をかけて、オフィスを出る。
ゆっくり歩きながら、さっきの二宮さんの言葉を思い出した。
A「信じられなかったら終わりか…」
でもきっと、そうなんだろうな。
相手が一般人でも信頼関係は大事だけど、それが芸能人となると、もっと…
二宮さんは、過去に何かあったのかな。
たくさん恋してきてそうだけど、二宮さんも苦しい恋とか、あったんだろうなぁ…
さっきの言葉はそんなふうに思うような言い方で
いつも飄々としてて余裕たっぷりな二宮さんだけど、もしかしたら1人で傷ついていることもあるのかもしれない。
力になれれば良いけど、お前なんかいらないとか言われるんだろうな。
想像して、あまりにも本当に言われそうで1人で小さく笑った。
「何笑ってんの？」
A「ひゃあっ！！」
ひょこっと横から顔を覗き込まれ、身体がびくっと震えた。
ゆうこ「もー、驚きすぎ！」
A「ゆうこ！」
心臓がばくばくしてる私をよそに、「今のおもしろーい」と手を叩いて笑っている親友。
A「な、なんでここに？」
ゆうこ「ちょうど買い物してたから、タイミング合えばもしかしたらいるかなーって」
A「連絡してくれればよかったのに」
ゆうこ「いいのいいの、ほんとに気分で寄ってみただけだから」
ほらね、と両手の買い物袋を掲げた。
そう言えば、私まだゆうこにも翔さんとのこと‥
A「ね、ゆうこ。もしこのあと予定なかったら私の家で飲まない？」
ゆうこ「もちろん！なんか久しぶりだね〜」
A「ちょっと外じゃ話せないこともあって…」
声のボリュームを少し抑えた私の言葉に、ああ！とすぐに頷いた。
ゆうこ「ゆっくり聞こうじゃないの」
ゆうこはコンビニで大量にお酒とおつまみをカゴに入れて、今日は帰らない、と宣言して私の家へ入って行った。
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アリサ.(プロフ) - にゃんさん» にゃんさん、コメントありがとうございます！かなり長い年月をかけてしまいましたが、最後までありがとうございました！他の作品の続きも書いていきますので引き続きよろしくお願いします＾＾ (2023年1月8日 15時) (
レス) id: 3f85f11188 (このIDを非表示/違反報告)
にゃん(プロフ) - ありがとうございます。最後まで書いて頂き感謝です。 (2023年1月8日 13時) (レス) @page42 id: b010e36986 (このIDを非表示/違反報告)
アリサ.(プロフ) - りぃさん» わわわ、、、本当に長い間お待たせしてしまいましたよね(;_;)相変わらずずっと嵐のファンやってました笑 これからも引き続き、楽しみにしてて頂けると嬉しいです！ (2020年7月12日 21時) (レス) id: a395b827f3 (このIDを非表示/違反報告)
りぃ(プロフ) - ずっといつ更新されるのかと待っていたので、再開本当にうれしいです！これからの展開楽しみにしてます！！！！ (2020年7月12日 21時) (レス) id: cd3fd14afa (このIDを非表示/違反報告)
アリサ.(プロフ) - のあさん» ありがとうございますうううう(;_;)！！温かく見守っててください…！ (2020年7月12日 20時) (レス) id: a395b827f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アリサ.
| 作成日時：2020年7月12日 18時
