走り出せ ページ37
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スタッフ「じゃあ今日はそんな感じで！お疲れ様でした！」
ようやく今日最後の打ち合わせが終わった。
翔「おつかれっした！ごめんみんな、お先に！」
急いで立ち上がり、すぐ帰れるようにと持ってきたカバンを掴む。
和也「お〜、おつかれ」
雅紀「翔ちゃん！行ってらっしゃい！」
みんなに手を振り走ってテレビ局を後にする。
待機していた車に飛び乗り、家に向かう。
翔「捕まらない程度にスピード出してくんね？」
マネ「無理言わないでくださいよ、そんなことしなくてもAさんは逃げないでしょ」
分かってるけどさ、早く顔見たいんだもん。
やりとりしてるときはいつもと変わらなさそうだったけど、不安がってたら…
そう思うと早く帰って抱きしめてあげたいって思う。
こんなにAのことしか考えてないのにあんな記事出るなんて…まじで撮ったやつ許せねえな…
今帰ってる、とAに連絡を入れるとすぐに既読がついた。
それだけで顔は緩むのを感じる。
待ってるね、と返信が来て、思わず…
翔「ねえもっとスピード！」
マネ「無理です！」
翔「家までこんな遠かったっけ」
マネ「そわそわしすぎですよ」
翔「しょうがねえじゃん…早くAの不安なくしてぇんだもん」
マネ「なら最初から誤解を招くようなことしないでください。こっちも大変なんですから」
はい。ごもっともです。
マネ「ちなみに丸川葵が最後に来たのって今日の写真の日ですか？」
翔「あ〜よく読んでないけど…3ヶ月前とか？」
マネ「それからは来てないんですね？」
翔「俺がいる間は来てないし、連絡もないよ」
マネ「そうですか」
翔「なんかあった？」
マネ「いえ、実はまた後輩グループと丸川葵の記事が今度出るらしく…」
後輩グループって……前にも一回出たやつか？
翔「へえ…そっちが今の本命なんじゃねえの？」
マネ「個人的には翔さんの目の前に現れないならそれの方がありがたいです」
翔「ふはっ、言うねえ〜」
マネージャーくんの、こういうとこ俺好きよ。
なんだかんだ味方になってくれるんだもんな。
マネ「ほら、着きましたよ」
マンションの裏口から入って車を停める。
翔「さんきゅ」
マネ「それでは」
翔「おう」
車から降りて、マンションのエレベーターへ歩いて向かう。
その足が、どんどん早くなっていって気づいたら俺は走り出していた。
早く。
早く会いたい。
1102号室で待ってるあの子に。
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アリサ.(プロフ) - にゃんさん» にゃんさん、コメントありがとうございます！かなり長い年月をかけてしまいましたが、最後までありがとうございました！他の作品の続きも書いていきますので引き続きよろしくお願いします＾＾ (2023年1月8日 15時) (
レス) id: 3f85f11188 (このIDを非表示/違反報告)
にゃん(プロフ) - ありがとうございます。最後まで書いて頂き感謝です。 (2023年1月8日 13時) (レス) @page42 id: b010e36986 (このIDを非表示/違反報告)
アリサ.(プロフ) - りぃさん» わわわ、、、本当に長い間お待たせしてしまいましたよね(;_;)相変わらずずっと嵐のファンやってました笑 これからも引き続き、楽しみにしてて頂けると嬉しいです！ (2020年7月12日 21時) (レス) id: a395b827f3 (このIDを非表示/違反報告)
りぃ(プロフ) - ずっといつ更新されるのかと待っていたので、再開本当にうれしいです！これからの展開楽しみにしてます！！！！ (2020年7月12日 21時) (レス) id: cd3fd14afa (このIDを非表示/違反報告)
アリサ.(プロフ) - のあさん» ありがとうございますうううう(;_;)！！温かく見守っててください…！ (2020年7月12日 20時) (レス) id: a395b827f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アリサ.
| 作成日時：2020年7月12日 18時
