一緒にいたいだけ ページ18
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翔「ん？てことはさ」
A「？」
翔「迷ってるのはその理由だけ？」
A「え？」
翔「俺のことは好きだけど、その理由で踏み出せないってこと？」
A「あ………」
自分の顔が真っ赤になっていくのが分かった。
そんな私を見て、翔さんが眉毛をハの字にして笑う。
私の好きな顔。
翔「ふふ、そっかー、そっかそっか」
A「な、なんですか！」
翔「いや？Aってほんと嘘つけないね」
A「なんのこと言ってるんですか？」
翔「顔真っ赤だよ？可愛い」
A「…っ」
ああもう、完全に翔さんのペース…
自分からボロを出すなんて…
翔「Aの気持ち教えてよ」
翔さんがずいっと距離を詰めてきて、私の手を握る。
A「も、もう分かってるじゃないですか」
翔「うん、でもAの口から聞きたい」
A「翔さんいじわるですよ…」
翔「そうだよ？気づかなかったの？」
にやっと笑って、私のほっぺを撫でる。
表情はいたずらっ子みたいなのに
触り方は優しくて。
大事にされてるかのように思ってしまう。
翔「ほら、早く言えって」
A「ま、待って…」
翔「待てない」
A「んなっ」
翔「言わないとチューするよ？」
A「え！？」
徐々に翔さんが前のめりになってきて、後ろに倒されそうになる。
翔「早く」
A「しょ、翔さんが好きです…っ」
ピタッと翔さんの動きが止まる。
そっと翔さんの顔を見ると、口元を手で抑えていて
翔「やっべーー…破壊力」
と呟いた。
A「翔さん…？」
翔「もう一回言って」
A「い、嫌ですよ！」
翔「なんで？減るもんじゃねーし」
A「減ります！」
翔「いいじゃん、もう俺の彼女になったんだから」
……彼女。
ほんとに？私、翔さんと付き合うの？
再び、見えない不安が心を覆う。
翔「A」
呼ばれて顔を上げる。
優しい顔をした翔さんが私を見ていた。
翔「怖い？俺と付き合うの」
A「…翔さんは悪くないんです。私が、勝手に不安になってるだけで」
翔「俺は、好きだからAと一緒にいたいよ」
A「翔さん…」
翔「ただそれだけ。Aは？」
そんなの
そんなの決まってる。
A「私も、同じ気持ちです」
翔さんが優しく私を抱きしめた。
背中に腕を回して応える。
翔「キスしていい？」
A「い、いちいち聞かないでください！」
翔「これは失礼」
ふっと笑ったかと思ったら、柔らかい翔さんの唇がそっと私の唇に重なった。
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ほのか - 更新楽しみに待っていますね＼(^-^)／ (2019年6月19日 0時) (
レス) id: 923c4b7123 (このIDを非表示/違反報告)
アリサ.(プロフ) - sakurairoexportさん» 本当に本当にお待たせしました！！（ ; ; ）（笑）超らぶらぶからどうやって今度持っていこうかなって試行錯誤中です…楽しみに待っていてください！ (2018年4月22日 23時) (レス) id: 7f6b5aba7b (このIDを非表示/違反報告)
sakurairoexport(プロフ) - 更新ありがとうございま〜す。待ってたよ〜超ラブラブですね〜！！嬉しいです。次回も楽しみにしています。 (2018年4月22日 15時) (レス) id: 0ce34abb3a (このIDを非表示/違反報告)
彩佑実(プロフ) - 更新ありがとうございます！実際に起こったらと創造すると……(//∇//) 毎回ドキドキさせてもらってます！次からも楽しみです♪ (2018年3月4日 23時) (レス) id: 4a3840fd47 (このIDを非表示/違反報告)
anna(プロフ) - ひゃっほぃ！待ってました！あぁ…今日はいい夢が見れそうです…ご馳走様です← (2018年3月4日 22時) (レス) id: 288446400c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アリサ.
| 作成日時：2018年1月14日 22時
