変わらないもの ページ36
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結婚してる子もいれば、彼氏とラブラブな子もいるし、バリバリ仕事一本で頑張ってる子もいる。
形はどうであれ、あの頃を一緒に過ごしたみんながキラキラしていて幸せそうで、なんだかホッとする。
「ゆうこ〜達也先輩とより戻せてよかったじゃん！もしかしてこのまま結婚？」
ゆうこ「やだぁ、まだ気が早いって！」
と言いつつ顔のにやけが止まらないゆうこ。
「いいなぁ、私なんて別れたばっかでさー、もうあんなやつ忘れて独り身楽しんでる！」
「独り身ラクだよね〜Aはなんかないの？」
A「あー…私は……」
ふと翔さんのことが頭に浮かんだけど、すぐに振り払う。
A「なんもないかな、相変わらず」
「そうなの？でもさ、ほら」
「ねぇ？あそこにね？」
と目線で示された方向に顔を向けると、先輩や後輩と楽しそうに話してる元カレの涼がいた。
ゆうこ「A、せめて挨拶くらいしてきなよ」
A「でも…」
ゆうこ「あれから話してないんでしょ？」
A「うん…」
挨拶って言ったってどうすれば…久しぶりすぎて、向こうも私が話しかけても困るんじゃないかな…
そんなとき、涼がこっちを見て目が合った。
A「あ…っ」
そして周りに何か言ってからこちらに向かってくる。
ど、どうしよう…気まずい…
ゆうこ「きたきたきた、じゃあ頑張って！」
「A、ふぁいと」
私の肩にポン、と手を置いてゆうこたちが離れていった。
A「あ、ちょっと…っ」
涼「A」
A「涼……」
涼「久しぶりだな、何年ぶり？3年とか？」
A「うん、そのくらいかな」
涼「やば、懐かしいなー」
久しぶりに会う涼は、なんにも変わってなかった。
話し方も、笑った顔も、雰囲気も、ぜんぶあのときのまま。
A「なんか…変わってないね、安心した」
涼「それ褒めてる？(笑)」
A「え、うん」
涼「ならいいんだけど。Aは…」
涼がじぃっと私の顔を見つめる。
この目が好きだったな…とふと思った。
涼「綺麗になった」
A「…」
涼「大人の女性って感じ」
A「そうかな…」
涼「うん。俺置いてかれたなー(笑)」
A「そんなことないよ、私も何も変わってない」
3年ぶりなのに、そんなに時間が経ってたとは思えないくらい自然に話せてる。
涼「A、なんか飲む？大好きなビールあるよ」
…覚えてたんだ。
そんなこと、とっくに忘れてるかと思ったのに。
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アリサ.(プロフ) - ゆずみかんさん» はじめまして！キュンキュンして頂いているようで嬉しいです(；ω；)！申請ありがとうございます、承認しました！ (2017年9月22日 18時) (
レス) id: 94a9c7fcff (このIDを非表示/違反報告)
ゆずみかん - はじめまして！めっちゃキュンキュンしながら読ませてもらってます！ツイッターの方に許可申請出させてもらったので、もしよければ許可お願いします！ (2017年9月21日 19時) (レス) id: eaaf907f51 (このIDを非表示/違反報告)
アリサ.(プロフ) - あっこさん» はじめまして、コメントありがとうございます嬉しいです…！毎日読み返して頂いてるなんて光栄すぎます。。(；ω；) (2017年9月6日 14時) (レス) id: 94a9c7fcff (このIDを非表示/違反報告)
あっこ(プロフ) - はじめまして！このお話大好きです！毎日読み返し、キュンキュンして毎日の楽しみです！ (2017年9月5日 23時) (レス) id: df0f1316e7 (このIDを非表示/違反報告)
アリサ.(プロフ) - ひとみさん» はじめまして、コメントありがとうございます(；ω；)！日々の生活の中にこのお話が楽しみとして加えられてること、とても嬉しく思います。ご期待に応えられるよう頑張ります！これからもよろしくお願いします！ (2017年9月4日 10時) (レス) id: 94a9c7fcff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アリサ.
| 作成日時：2017年8月5日 22時
