しびれる ページ4
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私の様子に気づいたのか、翔さんがマネージャーさんを睨む。
翔「おい、あんまAちゃんのこと見んなよ」
マネ「べつにそこまで見てないですけど」
翔「見てんだろ？怖がってんじゃん」
A「あ！翔さん大丈夫ですから私！」
すると翔さんがピク、と反応して私を見た。
翔「…ちゃんと呼べてるね」
A「え？あ…」
そうか。
いま私、翔さんって自然に呼んだんだ。
翔「えらいえらい」
満足そうに笑って、翔さんが私の頭を撫でる。
男の人に頭を撫でられるのなんて久しぶりで、平静を装うのに必死。
チラッと見ると、ミラー越しでマネージャーさんがこちらを凝視していた。
あぁやっぱり…
いたたまれない…
翔「だから見んなって」
翔さんが私の頭の上に手を置いたまま言う。
マネ「見てませんよ？」
翔「むかつくんですけどー」
翔さんのその言い方が小さな子どもみたいで、ふふっと笑ってしまう。
翔「あ、笑ったな」
むーっと口を尖らせて私を見下ろす。
そんな表情にもドキドキする。
その間にも翔さんは私の頭をポンポン…とリズムよく触れていて、なんだかソワソワする。
翔さんのほうが年上だし、もしかして子ども扱いされてるのかな
そう考えるとちょっぴり悲しくなった。
十分もう大人だと思ってたけど、翔さんからしてみたら26歳なんてまだ幼く見えるのかもしれない。
翔「あーでも、なんかやっぱいいね」
A「え？」
翔「翔さん呼び」
翔さんが、私を見つめる。
油断したら吸い込まれそうな目線。
翔「ちょっと痺れる」
その言葉に、私のほうが痺れたような気がした。
ピリって電流が走ったのをたしかに感じた。
私は、術がかかってしまったかのように翔さんから目を離せなくて
はは、と翔さんが笑って頭から重みが消えた。
翔「マネージャー」
マネ「分かってますよ」
翔「ほんと、いつも頼りにしてるよ」
マネ「都合いいですね(笑)」
なんだか2人、楽しそうに話してる。
マネ「Aさん、と言いましたか？」
A「は、はい！」
突然話しかけれて背筋が伸びる。
マネ「櫻井さんが飲み過ぎないように見張りお願いしますね」
ミラー越しに合った目は、もう探るような視線ではなく、優しく笑っていた。
翔「飲み過ぎないよべつに」
マネ「22時半頃また迎えにきますね」
翔「2時間くらいしかねぇな」
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アリサ.(プロフ) - ゆずみかんさん» はじめまして！キュンキュンして頂いているようで嬉しいです(；ω；)！申請ありがとうございます、承認しました！ (2017年9月22日 18時) (
レス) id: 94a9c7fcff (このIDを非表示/違反報告)
ゆずみかん - はじめまして！めっちゃキュンキュンしながら読ませてもらってます！ツイッターの方に許可申請出させてもらったので、もしよければ許可お願いします！ (2017年9月21日 19時) (レス) id: eaaf907f51 (このIDを非表示/違反報告)
アリサ.(プロフ) - あっこさん» はじめまして、コメントありがとうございます嬉しいです…！毎日読み返して頂いてるなんて光栄すぎます。。(；ω；) (2017年9月6日 14時) (レス) id: 94a9c7fcff (このIDを非表示/違反報告)
あっこ(プロフ) - はじめまして！このお話大好きです！毎日読み返し、キュンキュンして毎日の楽しみです！ (2017年9月5日 23時) (レス) id: df0f1316e7 (このIDを非表示/違反報告)
アリサ.(プロフ) - ひとみさん» はじめまして、コメントありがとうございます(；ω；)！日々の生活の中にこのお話が楽しみとして加えられてること、とても嬉しく思います。ご期待に応えられるよう頑張ります！これからもよろしくお願いします！ (2017年9月4日 10時) (レス) id: 94a9c7fcff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アリサ.
| 作成日時：2017年8月5日 22時
