ナミダの海を越えて行け (ページ4)

今日:3 hit、昨日:9 hit、合計:21,545 hit

3 ページ4

.

「あ、もしかして目黒くん？」

美波先生が沈黙を破った。

「あ、そうですそうです！

目黒、、、

蓮ってやつなんですけど」

「やっぱり！！！！」

女子教員たちのが一気に騒ぎ始めた。

「んも、超ーーーイケメンなんですよ！

2年の、、、9月ぐらいから来てないのかなぁ？」

「そうそう！他校と暴力沙汰起こして、それっきりパッタリ」

阿「誰か、、来るように説得しに家庭訪問とかいったりしてないんですか？」

「無駄無駄！あの頑固な親父さんじゃあね」

「ね？お母さんもそっけない感じで何考えてるかわかんないし」

「ほらほら！クラスの岩本くんたちも何度も誘ってるんだよ？」

阿「岩本、、、」

〝俺と賭けしようぜ？〟

「えっ、、、、あいつか！！！」

「目黒くん、岩本くんたちと一緒につるんでたもんね。」

「へぇ〜」

どうしても目黒が気になった俺は、
とりあえず〝担任として〟目黒の自宅を訪ねてみた。