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目黒side
向「めめぇーーーー！」
康二が泣きながら抱きついてきた。
「やめっ離せよ(笑)」
岩「お前まじで心配かけんなよ」
目「ごめん………まじでありがとう。
でもビビったよ………なんでわかった？」
深「まっ……友だちだから？」
渡「ﾊﾊﾊﾊｯ くせぇ〜」
5人は笑っていたが、自分にはすごく突き刺さる言葉だった。
「………俺、あの社長さんにここで働かないかって誘われて。飯とか奢ってもらったり、結構良くしてもらって。
まぁ…学校にも行ってねーし、新しく人生スタートしようかな〜なんて、軽はずみで始めたんだけど、
合う人合う人ヤバそうな人たちばっかだし、
知れば知るほどどんどんやばいとこに首突っ込んじゃったんだなーっとは思ってて。」
みんなが真剣に話を聞いてくれてるのがわかった。
「毎日お前らが俺ん家来て、学校来てほしいって言ってたのも知ってたし、あのセンコーがちょくちょく来てくれてたのも知ってた。」
「でも、やっぱいまの俺はもうクラスにいる資格ないし、照たちと前みたくつるむのも違うのかなーなんて思ってて。
………………まぁどっかで逃げてたんだよね」
岩「目黒………俺の方こそほんとごめん。」
「いや、照からのごめんはもう聞き飽きたよ。これはただの俺の問題で」
岩「でも、、、俺らを守る為にあん時一人で……」
「やめろよ、その話はもう終わっただろ。だいたい、今日借り返してもらったし」
岩「ﾌﾌｯ………わかった」
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作者名：夕暮れオレンジ | 作成日時：2020年11月13日 17時
