お探しの女性はおりません ページ19
竜 「やっべ。兄貴、名前名前。
言っちゃだめだろー。」
蘭 「あららー。蘭ちゃん、うっかり♡」
春 「オイコラ、クソ女たらし兄……、
テメェ、何でアイツの名前知ってやがる……！！」
竜 「あーあ。俺、知ーらない。」
春 「そっちの女たらしクラゲもだ！
逃げんじゃねぇ！！」
竜 「は？！テメェ、鏡見てみろや…！
人の髪型真似しやがって…、気色悪ィんだよ！
大体、自分の女一人まともに分かってやれねぇ奴が、
偉そうな口叩くんじゃねぇよ！
俺達ですら気の毒になったわ！」
蘭 「おーい、りんどー？
言っちゃってる、言っちゃってるー。」
竜 「あ、やべ。つい。」
春 「気の毒……？
お前らアイツと話したのか？！
何を知ってる！
全部説明しろ！！」
蘭と竜胆は顔を見合わせて、溜息をついた。
仕方ないなぁ。という溜息ではない。
あーあ、バレるなんてつまんな。という溜息である。
こうして、キマっている時よりも面倒そうな春千夜に、
蘭と竜胆は粗方事情を説明してやった。
Aはあの日のことをハニトラだと分かっておらず、
春千夜が自分と離れたくて、
女とイチャイチャする所を見せつけたと思っていたこと。
せっかく料理を作り、帰りを待っていたのに、
��彼女��ではないから、
文句も言えず、
怒りと悲しみで彼女自身混乱している様子だったこと。
エグい件数の不在着信に気づいたのは、夜中であり、
匿おうかと提案したら、
なんと、笑って断られたこと。
竜 「馬鹿な子だよなぁ。
それでも会うのをやめようとは思えないってよ。
弱みを握られて、脅された方がいっそ楽なくらいに、
お前のことが…、」
蘭 「よせ、竜胆。
そこまでは言うな？
それはコイツが直接聞かなきゃいけないことだろ。」
本当は、最後のことは言わないつもりだった。
だけど、話しているうちに、
自分達ですら切なくなるほどの悲しい笑顔と、
匿おうかと言った時の、
イカれた春千夜を受け入れる
覚悟が垣間見えたような笑顔を思い出し、
竜胆が話してしまった。
春 「ココ。領収書、撤回してやる。
アホ谷兄弟。この後の仕事代われ。
どうせ今日は店の視察だけだ。」
九 「は？」
蘭 「貸しイチなー？」
春 「偉そうなこと言うんじゃねぇよ。
そもそもこの間のハニトラ、テメェらの仕事だろーが。
御託並べて押し付けやがって。
つべこべ言ってんじゃねぇ、代われ。」
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きりん(プロフ) - ただのオタク☆さん» お待たせしておりますm(_ _)m時間未定ですが、明後日からスタート予定で準備中ですので、またどうぞご贔屓に……♡！ (2023年1月11日 21時) (
レス) id: ee22706dc1 (このIDを非表示/違反報告)
ただのオタク☆(プロフ) - 家出もうすぐ完結かぁ！！！悲しいけどこっちの続編くるから楽しみやなぁ！！！！ってことで、待ってます！（？） (2023年1月11日 21時) (レス) @page46 id: f4bc07de09 (このIDを非表示/違反報告)
きりん(プロフ) - 継澪♪さん» いやいや、遅いなんて事はありませんよ(^^)いつもコメントありがとうございます！頑張りますね！継澪さんもね(*´꒳`*) (2023年1月11日 12時) (レス) id: ee22706dc1 (このIDを非表示/違反報告)
継澪♪(プロフ) - 完結おめでとうございます！反応っちゃ遅れちゃいましたね💦言おうと思っていたんですが、忘れてました💦これからもきりんさんの小説楽しみにしているので、引き続き頑張ってください！お体にもお気を付けて！ (2023年1月10日 20時) (レス) @page46 id: 6f5f0e8f06 (このIDを非表示/違反報告)
きりん(プロフ) - 灰かぶりさん» コメントありがとうございます！また楽しんでいただけるよう頑張りますので、恋人編スタートまで少々お待ちくださいませ(^^)身体まで気遣って下さり、本当にありがとうございます！灰かぶりさんこそ、お気をつけてm(._.)m (2023年1月9日 3時) (レス) id: 11fead1de9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きりん
| 作成日時：2022年12月22日 1時
