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万 「よし、いいモン見たし、
俺、メシ食って帰る。
…あ、そうだ、A、これ。」
マイキーさんが差し出したのは、
2本の鍵と、茶色の封筒。
「何ですか？これ…。」
万 「それやる。結婚祝い。
片方は、都内の家の鍵。
新居にしてもいいし、別荘にしてもいいよ。
住所は封筒の中。
あ、大丈夫、
梵天の他の奴らは、住所知らねェから。
もう片方は、お前が行きたがってたシンガポールのホテルの部屋の鍵。
一室、買ったから、今度2人で行ってきな。」
「……えぇ？！」
私の隣では、
さすがのココくんも目を丸くしていた。
「マイキーさん、こんな…。
…どうやってお礼したら…。」
万 「ん？大丈夫、『先払い』で、
もう貰ってる。」
「え？…鯛焼きのこと、ですか？
そんな…、釣り合わないですよ！」
万 「鯛焼き？
ははっ。あー、そうそう。鯛焼きのことー。
またよろしくな。
じゃあなー。」
「えっ！！マイキーさん…！！
…行っちゃった…。」
九 「…A。お前、マジであの人に気に入られすぎ…。
一体何したの？」
「…分かんない。」
マイキーさんの言った、先払いが、
本当に鯛焼きだったのかは
分からないけど、
ご厚意をありがたく受け取った。
その後、
記念に写真を撮っていたら、
ココくんに一本の電話が入る。
婚姻届が受理されたらしく、
私たちは無事夫婦になった。
九 「A、今日からまたよろしく。」
「こちらこそ、よろしくお願いします。」
九 「さしあたって……
初夜、可愛く乱れてくれるの期待してるからな、
俺の可愛い奥様？」
「〜っ！もー、ココくんっ！！」
九 「はははっ、真っ赤。」
その夜、
夫は、最高に甘く蕩けた妻を
朝までじっくり堪能して。
次の日、もちろん妻は動けませんでしたとさ。
A (ココくん、大変！！マイキーさんがくれたお家の住所、調べてみたらね、これなの！…こんな豪邸のお礼が鯛焼きって、釣り合わなすぎて涙出そう…。)
九 (…分かんねェ。ははは、もういっそ気にしないで、貰えるモンは貰っとくか…。)
万 (〜♪)
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!? - 笑い方が「くくっ」なの可愛いですね。 これからも応援してます！ (5時間前) (
レス) @page50 id: 37f7d05f89 (このIDを非表示/違反報告)
きりん(プロフ) - 結菜さん» こんばんは！お返事が遅くなり申し訳ありません。結菜さん、コメントありがとうございます(^^)こちらは作者の処女作でございますので、拙い所が多かったかと思いますが、そんな風に喜んでいただけて、こちらこそ感謝です♡これからも頑張りますね！ (5月4日 22時) (レス) @page6 id: 6b6f0eef09 (このIDを非表示/違反報告)
結菜 - こんばんは！ 私初めてきりんさんのを読みました私ココの夢小説を初めて見たのがきりんさんで、すごくドキドキが止まりませんでした🥹この小説を書いてくれたきりんさんに感謝です！最後ココと結婚できて幸せでした^_^これからも頑張ってくださいね😁 (2023年5月3日 19時) (レス) @page50 id: 095a959140 (このIDを非表示/違反報告)
きりん(プロフ) - 春姫さん» 春姫さん、初めまして！この度は私の作品に目を止めて頂き、キュンキュンしていただき、ありがとうございます♡理想以上なんて、感激です！他の作品も甘めな仕上がりでございますので、ぜひぜひ♡まだまだ拙い所が多いですが、頑張りますのでどうぞご贔屓に♡ (2023年2月6日 1時) (レス) id: b6f0d8e87f (このIDを非表示/違反報告)
春姫(プロフ) - はじめまして。凄く素敵な作品で、読むのを止めることが出来ずに一気読みしてしまいました！甘々なココ、危ない時に守って欲しい、梵天メンバーとのやり取り…など、自分の理想以上の展開でとてもキュンキュンしました！！きりんさんの他の作品もまた読ませて頂きます♡ (2023年2月6日 0時) (レス) id: 0a738029e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きりん。
| 作成日時：2022年11月5日 18時
