電話帳は名前で登録して下さい ページ29
とりあえず春千夜のドヤ顔には
私もイラッときたので、
恥ずかしいからやめなさい！と、デコピンしておいた。
蘭 「……ぷっ、あはははは！！！
やっば！
ヤク中が女の子の尻に敷かれてるとか
最高のネタなんですけど！
ちょ、動画撮らせて。
次の幹部会で上映するわ。」
竜 「Aちゃん、くくっ……、サイコーすぎ！
兄貴、それ有料でもいける！
部下に売ろうぜ。
ついでにコイツの管理してるフロント企業でも
絶対売れる。」
春 「ふざけんな、カス共！
おいA！！
とりあえずお前は奥の部屋にでも引っ込んでろ！」
『はいはい。
話が終わったら教えてねー？』
そう言って私はある物を持って奥の部屋へ。
このスイートルーム、部屋が3部屋もあるのだ。
そして部屋の中に入り、扉を閉めた。
私がこっそり持ってきたのは、
春千夜のプライベート用のスマホ。
このスマホは、
春千夜が迎えに来れない日にどうするか話した時に、
お前が関わりそうな奴の番号しか入ってねぇから、
何かあったら勝手に触ってもいい、と言われたもの。
さっきも言ったけど、
こんなに集まってるなら、
せっかくだからココくんも呼び戻してみよう、と。
まぁ、反社な彼をすんなり呼べるかは分からないし、
ココくんの番号があるかは分からないけど。
とは思ったものの、
ロック解除の番号を聞いていなかった。
番号、なんだろ？
まさか。まさかね、と思いつつ、
世の中の彼氏がいる女の子の何割かは
試したことがあるであろう、
自分の誕生日を入れてみる。
『やだ……、解除できちゃった。
〜っ、何これ！！
アイツ、まだこの写真待ち受けにしてたの？！』
解除できたことに、少し顔が熱くなったのも束の間、
今度は羞恥でさらに熱が高くなる。
その待ち受けは、
春千夜の家のキッチンに立つ、私の後ろ姿。
おまけにその日は、泊まりの予定もなかったので、
着替えなんか持ってきておらず、
朝起きてから、
その辺に掛けてあったワイシャツを借りた。
下に元々履いてきたスカートは履いているが、
すっぽり隠れて見えず、
まるで��彼シャツ��状態のそれは、
ラフな髪型も相まって、そーいうコトの後のよう。
『これをあの2人に見られたって事？！
何てことしてくれてんのよ、ばか千夜！！』
あー、もう……。
後で勝手に待ち受け変えよ。
何にしよっかな。
あ。ぶさかわうさぎの写真にしとこっと。
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きりん(プロフ) - ちいさん» 作者もそう思いつつ、書いてます（ ; ; ） (2023年1月24日 6時) (
レス) @page49 id: 50a8b891d8 (このIDを非表示/違反報告)
ちい(プロフ) - 早く助けてあげて〜(>_<) (2023年1月24日 2時) (レス) @page48 id: dc2461d50b (このIDを非表示/違反報告)
きりん(プロフ) - 継澪♪_ほぼ無浮上_さん» 春千夜が彼氏だと、色々インパクト強すぎて、いない時、考えちゃうかなーと思い、あんな感じになりました（笑）可愛いって、言ってもらえて嬉しいです！！（ ; ; ） (2023年1月21日 21時) (レス) id: 50a8b891d8 (このIDを非表示/違反報告)
継澪♪_ほぼ無浮上_(プロフ) - ずっと春ちゃんのこと考えてる夢主ちゃん可愛い！早くあえるようになれー！ (2023年1月21日 18時) (レス) @page40 id: 6f5f0e8f06 (このIDを非表示/違反報告)
きりん(プロフ) - ちいさん» そう言っていただけるなんて、本当に光栄です！！恋人編にはもう少しココくん出す予定なので、楽しみにしていて下さると嬉しいです(*ﾟ▽ﾟ*) (2023年1月18日 4時) (レス) id: ee22706dc1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きりん
| 作成日時：2023年1月13日 9時
