すいーとどくたぁ。

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Ryosuke.side




「…んん、ったい…、」









涼介「ここ痛い？ちょっと力弱めるね。」









そんなに力いっぱい押したわけじゃないけど、場所によっては痛むみたいで時々声を漏らす。









これはマッサージだけじゃなくて温めたほうが良さそうかな…









ちょっと待っててね、と声を掛けてホットタオルを作り、Aの元へと戻る。









涼介「血行が悪いのも原因かもね。温めてみよっか。」









熱くないか温度を確認して腰へタオルを当てる。









「…ん、あったかくて気持ちいい…。」









涼介「そう？良かった。あとこれ。体育祭疲れたでしょ？」









タオルを温めている間に作ったのはハチミツレモン。
ちょっと塩を加えたから塩分補給にもなるんだよね。









痛みも和らいでほっとしたのか、目がだんだんとろんとしてきた。









涼介「…A？ここ来る？」









流石に嫌がられるかなぁとも思ったけど、こくんと頷いて膝の上へ乗ってくる。

…こうしてみるとやっぱりまだ幼いとこあるんだな、、笑









暫くそうしていると、Aの温かい体温につられて一緒に眠っちゃったみたいで。2人とも起きたのは夕方…









すっかり元気になったAは、次の日からまた体育の授業にも出られるようになったみたいで一安心。

…ただ、マッサージが気に入ったようでお風呂上がりの日課になりました、、笑





fin.

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