すいーとどくたぁ。

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Yuri.side




侑李「どう、痛くないでしょ？」









麻酔をする一瞬だけ我慢させちゃったけど、縫い始めてからは静かにしているところを見ると痛みはなさそう。









「ん…、大丈夫、、。」









まぁ、やっぱりまだ怖いみたいで会話はままならないけど。笑









侑李「…よしっ、終わり！よく頑張りましたぁ。」









安心したように肩の力を抜くと、処置に使った道具を片付け終えた僕にぎゅっと抱きついてくるA。









「怖かったぁ…、」









侑李「ちょっと怖かったね。でも綺麗に縫えてるよ？腕の良いお医者さんが処置したからね。笑」









よしよし、と頭を撫でながらそう言うと照れたように笑うA。









「…ほんとだ、きれい…。跡とか残らないかな、」









侑李「数針しか塗ってないから大丈夫だと思うよ。傷もちゃんと塞がってるし。まぁでも…、」









指をじっと見つめるAに、耳打ちする。









「……、え、ねぇそれって…、侑李、ねぇってば、！」









侑李「はいはい、いいから帰るよ。笑 」









後ろから「良くない、！」とか色々聞こえるけど、あえてスルー…笑









だって別に、本音を言っただけだし。
「傷跡残ったら、一生掛けて僕が責任取るつもりだし」…ってね。









fin.

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