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Yuya.side
うーん……困った。これはかなり手強いな、、笑
「…ひ、っく……も、いやぁ…っ 泣」
目を真っ赤にして泣くAちゃんは、次々と溢れる涙もそのままにそう俺に懇願する。
…けどなぁ…まだ片方しか吸引終わってないんだよなぁ、、
ベッドに座らせて、一応力を抜くように声をかけた後慎重に進めたつもりなんだけど…
やっぱり奥の方になると多少痛みが出てくるらしく、右の吸引が終わった時点で限界を迎えてしまったのかもうやりたくない、と…。
もちろんこんなに嫌がってるの、無理に進めたくないんだけど…。
でも、こればっかりは頑張ってもらうしかない。
まさか片方だけやらないで帰すわけにもいかないしね？笑
雄也「一回ゆっくり深呼吸しよっか、ね。…そうそう、上手にできてるよー。」
ちゃんと話が聞けるように落ち着かせてあげてから、説得にかかる。
雄也「あとこっち側だけやったら終わりだからね。肩の力抜いて、5秒数える間に終わるように先生頑張るから。Aちゃんも一緒に頑張ろう？」
ほんの少しだけど、確実に首を縦に振ってくれたのを確認して残りの治療を進めていく。
「…んんっ、い、…！ 泣 」
雄也「偉い偉い、頑張れてるよ〜。あと少しね、さん、にー…いち、はいっ、終わり！」
「…っはぁ、……」
声こそ出していたものの、顔を動かしたり暴れたりする事なく治療を受けてくれたお陰でスムーズに終えることができた。
雄也「お疲れ様、よく頑張ったね。」
よっぽど疲れたのか、少しぐったりしているAちゃんの頬から溢れた涙を白衣の袖で拭うと頭をぽんぽんと撫でる。
…ふ、笑 照れてんのかな。急に俯いて、でも小さな声で「…ありがとうございました、」だって。…可愛いな、笑
痛い治療頑張ったもんね。今日はぐっすり眠れるといいな。
fin.
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ちほ(プロフ) - すいーとどくたぁのパスワードを教えてほしいです！ (2020年8月5日 18時) (
レス) id: 1cb4028765 (このIDを非表示/違反報告)
白雪姫 - ふ ゆさん» 厳しい裕翔くん最高です！これからも頑張ってください！ (2018年10月26日 17時) (レス) id: 3c49ee2c98 (このIDを非表示/違反報告)
菜乃(プロフ) - 伊野尾くんで、関係性は婚約者、年齢は同い年で無理しすぎて高熱で病院行きをお願いします (2018年10月26日 13時) (レス) id: 04dcec29fa (このIDを非表示/違反報告)
ふ ゆ(プロフ) - 美紀さん» ありがとうございます！とっても嬉しいです^ ^ これからも応援よろしくお願い致します！ (2018年10月25日 0時) (レス) id: df2aa8050c (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - JUMP大好きです7担当ですこの小説最高です (2018年10月24日 12時) (レス) id: 9b074a0665 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふ ゆ | 作成日時：2018年9月4日 20時
