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Daiki.side
身体が温まって、消化にも良いという理由で作ったうどんを持って再びAの部屋へ入ると小さく寝息を立てていた。
起こすの可哀想な気もするけど、ご飯食べないと薬も飲めないし…
大貴「A〜、?ご飯出来たけど食べられる?」
「んん、…大ちゃんが作ったの?」
大貴「うん、あー台所借りたけどちゃんと片付けたから!」
「ふふ、ありがと、美味しそう。」
嬉しそうに顔を綻ばせると、食欲はあったのか全部食べてくれた。
「ご馳走さま、美味しかったぁ。大ちゃん料理できたんだね、笑」
「まぁ、これぐらいはなー?」
なんて言ったけど、火加減を間違えて少し吹きこぼしちゃったのは秘密。笑
…あ、そうだ薬飲ませないと。
大貴「痛み止め?ってこれでよかった?」
机の上に出されていた薬の箱を見せると、あからさまに嫌な顔をするA。
「…いい、いらない…。」
大貴「いや要らないって何だよ笑 朝も飲んだんだろ?」
「……。」
…これは、、笑
大貴「さてはお前、お母さんに飲めって言われてたの飲んでないな?」
「だって…それ粒大きいんだもん、、」
大貴「でも今まだ痛いんでしょ?見ててやるから頑張れ、笑」
嫌々ながらもなんとか薬を飲み込んだAは、頑張ったんだから褒めて、と言わんばかりに上目遣いでこちらを見上げる。
…無意識なんだろうけど。俺、結構我慢してんのよ?笑
大貴「ん、頑張ったな。」
頭を撫でてやると嬉しそうに目を細めるA。
…あーくそ、本当可愛い。
「…ねぇ大ちゃん…、ぎゅーして?」
…マジで言ってんの、この子?俺も一応年頃の男だよ?
……はぁ、もう完敗。こんなお願いされちゃ、断れるわけ無いじゃんね。
ベッドに座るAを後ろから抱きしめて、毛布で包んでやると10分もせずに夢の中へ。
次の日。届いたメールには『昨日はありがと、今度何か埋め合わせするね!』…と。
…Aって彼氏、居なかったよな?…よし、勇気出せ、俺…!
埋め合わせを口実にデートへ誘ったのはまた、別のお話___。
fin.
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ちほ(プロフ) - すいーとどくたぁのパスワードを教えてほしいです! (2020年8月5日 18時) (レス) id: 1cb4028765 (このIDを非表示/違反報告)
白雪姫 - ふ ゆさん» 厳しい裕翔くん最高です!これからも頑張ってください! (2018年10月26日 17時) (レス) id: 3c49ee2c98 (このIDを非表示/違反報告)
菜乃(プロフ) - 伊野尾くんで、関係性は婚約者、年齢は同い年で無理しすぎて高熱で病院行きをお願いします (2018年10月26日 13時) (レス) id: 04dcec29fa (このIDを非表示/違反報告)
ふ ゆ(プロフ) - 美紀さん» ありがとうございます!とっても嬉しいです^ ^ これからも応援よろしくお願い致します! (2018年10月25日 0時) (レス) id: df2aa8050c (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - JUMP大好きです7担当ですこの小説最高です (2018年10月24日 12時) (レス) id: 9b074a0665 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ふ ゆ | 作成日時:2018年9月4日 20時