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華たちと飲みに行った日から１週間が経った。

壱馬の機嫌は未だに悪いまま。

今日はランペの仕事はないけど、

他に用事があって事務所に来ていた。

ヒロさんやあっちゃん、たぁくんなど

昔から仲良くさせてもらってる人たちと

今後のEXILE、そしてEXILE TRIBEについて話してた。

拾われたあたしは自然とヒロさんの周りの人達と

話す機会が多く、今でも妹のように気にかけてくれる。

あたしが唯一、心を許す人達と言っても過言ではない。

篤志「で、Aの方はどうなの？」

『え？なにが？』

敬浩「ランペ。仲良くやってる？」

『あぁ、なんとかやってるよ』

啓司「１６人もいたら誰かと付き合ってるとかねぇの？」

ねぇ、啓司くん。

ニヤニヤしながら言うのやめてよ。

敬「え、ありそうじゃん！誰？誰？」

『いつも言ってるでしょ、ないから』

こうやってあたしをからかって遊ぶのが

どうも楽しいらしい。

ケラケラ笑ってる。

『ねぇ、あっちゃん。』

あたしは斜め前にいるあっちゃんの方を向く。

篤「ん？」

『スリボの練習にも付き合ってあげてね。

あの人達はもっともっと上手くなると思うの。』

篤「あぁ。当たり前。」

ヒ「Aがそんなことを頼むなんて珍しいな」

『RAMPAGEにはもっと上に行ってもらいたいの。』

これはランペが武者修行してた時からのあたしの願い。

誰よりもみんなの頑張りを見てきた。

RAMPAGEの魅力もすごいところも全部知ってる。

『EXILEや三代目とかよりも上を目指して欲しい。

絶対行けるから。１６人なら。

だから、ヒロさんやあっちゃんにも力を貸して欲しいの。』

まだデビューしたばっかりだって思うけど

時間が経つのは早いんだよ。