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理「真犯人、捕まったよ！」
という理子からの電話にホッとした、昨日。
「よかった、二人が無事で！」
三「え、A俺らを心配してくれたのか？」
「当たり前でしょ？」
理「帰りなんて、八百屋のおじさんに『私は二人を信じています！』ってね？」
伊「Aは優しいな。ありがとう」
頭を撫でられる。いつも撫でられるけど、なんか今日は一段と優しく感じた。
理「でも、あの相良って男…ほんとずる賢い…自分とこの学生使うと警察に捕まったときヤバいって計算してんのよ…」
開久がお金を必要としているなら、二人の名前を出す必要はない。
伊「どういうつもりだよ…てめぇから金要求して、てめぇらが勝手に集めてるって…」
三「お誘いだよ…お誘い」
伊藤+理子+A「お誘い…？」
三「やつらはずっとサツに睨まれてるわけやん？俺らをさ…サツに見つからねぇとこで片付けたいわけよ」
理「それって…」
三「開久高校の中」
伊「ほっほぉ…」
三「とにかく俺らを怒らせて、俺らが乗り込んでくるように罠を仕込んでんのよ」
伊「そういうわけか…そんなお誘いには乗れないねぇ…」
開久高校…千葉のツッパリが大勢集まる学校。
あの中に入ったら…戻ってこれないかもしれない。
そう考えただけで背筋がゾッとした。
教室の前まで来ると、佐川くんが袋を抱えて出てきた。
三「何だ、それ？」
佐「金っすよ！開久に金払っちゃいましょうよ！そしたら許してもらえるんすから。ここはズバッと！払っちゃいましょう！」
伊「佐川…！てめぇ情けねぇこと言ってんじゃねぇぞ」
佐「皆、結構出してくれてるんすよ！もうすぐに集まりますから！」
伊「そんなことする必要はねぇんだよ！何勝手やってんだ…」
三「そうだぞ、佐川。この件は俺たちが片付けっから…」
佐「俺たちゃあんたらとは違うんだよ！！」
こんな佐川くん見たことない。
理「佐川くんが…怒った……」
佐「やつらはよぉ…強えんだよ！軟高はよぉ…皆が皆あんたらみてぇに強えわけじゃねぇんだよ！毎日毎日怯えながら学校に来たくねぇ！それが軟高皆の想いなんだよ！…金払わしてくれよ…それに…三橋さんと伊藤さんをこれ以上危ねぇ目に合わせたくねぇんすよ…」
「佐川くん…」
佐川くんの発言に少し驚いた反面、それだけ想ってくれてると気づいた。
三「伊藤…行くか…」
伊「おうよ…」
三「罠にかかりによぉ…」
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かかし∞(プロフ) - 奏汰くんさん» ありがとうございます！素直に嬉しいです！！これから更新していくので最後まで楽しみにしておいてください！！ (2020年8月8日 20時) (
レス) id: 5f84d431e0 (このIDを非表示/違反報告)
奏汰くん(プロフ) - この作品大好きです！！ (2020年8月6日 15時) (レス) id: 6183c7bdcd (このIDを非表示/違反報告)
いちごみるく。(プロフ) - かかし∞さん» わたしもです！ですね！めっちゃ楽しみ〜！ (2020年5月12日 23時) (携帯から) (レス) id: d5a1fd8818 (このIDを非表示/違反報告)
かかし∞(プロフ) - いちごみるく。さん» コメントありがとうございます！今井さんも太賀さんも好きなのでもうワックワクです！映画楽しみにしてましょうね。(*^^*) (2020年5月12日 22時) (レス) id: 5f84d431e0 (このIDを非表示/違反報告)
いちごみるく。(プロフ) - はじめまして！今井くんわたしも大好きです！←お話書くくらい 映画楽しみですね！ (2020年5月12日 17時) (携帯から) (レス) id: d5a1fd8818 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かかし∞ | 作成日時：2018年12月31日 19時
