バカの隣にはウサギが似合う？ 2

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次の日、親に学校と言って家を出た。



あんな坂本先生は見たくなくて、学校をサボる。



「はぁ……何なの…」



今「A……？」



「えっ、勝俊さんっ！！谷川くん！！」



そこには傷だらけの二人がいた。



今「こんなとこで何してんだ？学校には…」



「ちょっと、行きたくなくて……というか、その傷は何！？どうしたの！？」



谷「いやぁ、軟高のせんこうにやられて…最近何があったんすか？」



私はすべてを話した。


ヤクザ(剛田先生)が坂本先生の味方につき、いろいろと変わってしまった。



今「あのせんこう…！！…くそ…！！」



ハンカチを川の水で濡らし、勝俊さんの顔にあてる。



今「いっ……！！」



「あっ、ごめん。痛かった…？」



顔を上げると二人の距離がもう数センチしかなくて、



「っ…！ごめん！///」



今「………///」



恥ずかしながらもハンカチを勝俊さんに渡す。



谷「いや、あんたら、俺のいる前でイチャつかないでもらえません？…って、今井さーん！！？？」



おーいと叫んでも放心状態の勝俊さんは動かない。



あーあ…勝俊さんがこうなってしまったなら、やっぱり学校行かないとダメかもな…



「ごめん！やっぱり、学校行く！これ以上先生たちが暴走するの、止めなきゃ！！」



谷「あっ！送ります！！」



軟高まで送ってもらうと、私は二人に手を振り校内へと走った。



＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
今「おい…谷川……」



谷「どーしました？」



今「さっき、"ちゅー"できるチャンスだったよなぁ」



谷「はぁ…そこっすか？」



今「無駄にしてしまったあああああああ！！」

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