番外編『嫉妬作戦』 ページ49
「やっちゃん、明日はどこ行く？」
谷「え〜、Aちゃんの好きなとこだったらどこでも！」
今「……」
ただいま、絶賛作戦実行中。
完璧に焼いてます。勝俊さん。
「じゃあ〜…休みの日二人で東京行く？」
谷「あっ！東京で美味しいカフェあるらしいんだけど行こっか！」
「行く行く！！！」
今「俺も行っちゃダメなのか？」
お、勝俊さんついに話し出した。
私、水原Aは結構演技派ですから、そう簡単に相手にはしませんぞ？
「やっちゃんと二人で行きたいからな…」
今「そ、そのや、やっ、やっちゃんっていうのは……何だ？え、安夫だからか」
え、そこ気になるかな？
「実はね、やっちゃん。私の初恋の人だったんだよね〜。昔の話してたら楽しくて、ね？」
谷「あ、ほらこの前今井さんに話したじゃないですか。初恋の話。あれ、Aちゃんなんですよ」
今「はああああ！？」
「いわゆる…両想い？だったんだ〜」
なんか下を向いてブツブツ言ってる勝俊さん。
はっ！と前を向いたかと思えば私に近づいて
今「じゃあ！谷川ぁ！お前はこれができるか！！？？」
私の手をとり、握った。
こんなことあまりしないじゃない…
「ここ、商店街だよ…？」
谷「できますよ？」
もう片方の手を谷川くんが繋ぐ。
結構大きい手なんだなと感心してしまった。
今「じゃあ…じゃあ！これは！！！？？？」
なぜか、思いっきり抱きしめられた。
「だからっ、ここ商店街っ！！」
谷「できますよ！」
ムッとしながら私を抱きしめる谷川くん。
周りには結構な人が歩いていて、こちらをチラチラ見ながら通り過ぎる。
「ねぇ…ちょっと、二人ともやめてよ。ここ…商店街だって…」
今「谷川ぁ…流石にこれはできないだろ…？」
勝俊さんの声が聞こえたかと思えば、もう一度抱きしめられ、身長差があるはずなのに顔が目の前にあった。
それは突然。
勝俊さんの顔がぼやけてる…
唇には柔らかくも温かい感触…
離れて勝俊さんの顔のピントがあったかと思えばすぐ下を向かれた。
谷「で、できないです…よ…って、今井さん！？」
今「お、俺…は…何てことをしてしまったんだあああああ！！！！」
そうか…私……
勝俊さんにキスされたんだ＿＿＿＿
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かかし∞(プロフ) - 雪凪さん» 直しました。またわざわざすいません。ありがとうございます。m(_ _)m (2018年12月27日 14時) (
レス) id: df628cdfce (このIDを非表示/違反報告)
雪凪(プロフ) - -81-の「理子ちゃん…」の表示が理子になってます。 (2018年12月27日 13時) (レス) id: b878413bf8 (このIDを非表示/違反報告)
かかし∞(プロフ) - 雪だるまさん» コメント、ありがとうございます。私も今井さん好きなので共感してもらえて嬉しいです。これからも応援よろしくお願いします！ (2018年12月18日 7時) (レス) id: df628cdfce (このIDを非表示/違反報告)
かかし∞(プロフ) - のんさん» コメント、ありがとうございます。これからも作品共々、よろしくお願いします！ (2018年12月18日 7時) (レス) id: df628cdfce (このIDを非表示/違反報告)
雪だるま - いつも楽しく読ませてもらってます！今井推しにはたまらないです！これからも応援してます！ (2018年12月18日 0時) (レス) id: cbfa7a7286 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かかし∞ | 作成日時：2018年12月15日 1時
