バカの隣にはウサギが似合う？ 2

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急いで野原公園へと向かう。



理「三ちゃん、変なこと考えてないといいんだけど！」



伊「いや、今井も今井だろ！何してんだかっ！」



トイレ前に着くと、中から「死んでるうう！？」という声が。



見ると、紅校の制服を着た男の人が血を流して倒れていた。



理「この人…死んでるの…？」



「これ…紅校の人…だよね…？」



三「なんか…ぽいんだよね…」



伊「おめぇ、なんてことすんだよ！ちょっとは加減しろよ！」



三「バキャーロー！なんで俺のせいにすんだよ！俺じゃねぇよ！」



伊「…じゃあ。それは？」



三「うっ！なんじゃこれぇ！？」



三橋くんの持つバットには血がべっとりとついていた。



三橋くんがこんなことする人だなんて思ってないけど、この状況は…？



理「三ちゃん…？」



三「違う違う違う！俺じゃねぇ！！今井の馬鹿ぶん殴ってやろうと思って拾ったんだよ！なんで俺がこんな見たこともねぇやつ殺さなきゃいけねぇんだよ！第一、動機がねぇ！」



伊「三橋…お前は動機がなくてもこれくらいのことはやる男だ」



三「えぇ…伊藤くん、僕をそんな風に思っていたのかい…？」



理「三ちゃんの馬鹿！なんでもっと計画的にやらないのよ！」



三「違うって言ってるよね？」



「三橋くんがそんなことするとは思えないけどなぁ…」



三「A…お前だけだよぉ。俺を信じてくれるのは……」



半泣き状態で私に助けを求める、三橋くん。



すると、どこからか愛しの声が聞こえた。

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