56. あの子 'n ページ6
.
オレはね 、
いつか またアナタと会いたいと思ってた 。
会いたいっていうか 、
……傷つけたい ？
“ 彼女 ” だけじゃなくて 、
彼女にとって “ 好きな人 ” を
どん底に落としたいって 。
標的は あの子じゃないのかな 。
ショウさん なの 。
ショウさんと 一緒になった子が 、
あの子だって 、知ってたから
いろいろ 探った 。
それで 、あの花屋に勤めてるって知った 。
もっと花屋の近くにオレも勤めようかと思ったけど
ショウさんにバレたらいけないからね 。
運良く 松本さんが 花束を作ってくれるところを探してて 、
オレは 迷いなく 、あの子のお店を提案した 。
でもね 、
思い通りに事が進みすぎて 怖くなった 。
だって 、たまたま相葉さんのところで 、
あの子にやっと会えた っていう話してたら
ほんとに アナタ来るんだもん 。
怖いでしょ？
それで アナタを はっきり見たとき 、
あれ こんなに綺麗だったっけな って 。
あの頃に比べたら そんなでもないけど 、
ちょっと惚れてたのかもね 。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 206人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「嵐」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
riZ(プロフ) - こう言うの好きです! (2017年12月14日 3時) (
レス) id: 599b01df2b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：霧 | 作成日時：2017年2月12日 17時
