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54. 最初 ページ4
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後始末を済ませると 、
ベッド中で 彼はワタシを抱きしめた 。
素肌が擦れ合って温かい 。
｢ ねぇ 、 ｣
『 ん ？ 』
｢ まだ アナタの本当の名前 、聞いてない ｣
ワタシにとっての彼は 未だに謎めいたままだった 。
｢ アナタのこと 教えて…？ ｣
少し困ったような顔をした 。
仰向けに寝てる彼の肩に 、
横から顎を乗せる 。
『 んー 』
『 じゃあ 、最初っから話す 』
｢ 最初？ なんの？ ｣
また彼がワタシの目を捉えて 、
瞳から目が離せなくなる 。
『 俺たち 、
＿＿＿＿＿ 偶然じゃないよ… 』
.
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riZ(プロフ) - こう言うの好きです! (2017年12月14日 3時) (
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作者名：霧 | 作成日時：2017年2月12日 17時
