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side:Daiki


慧「…えっ、違くない?そこさっきアイテム取ったじゃん。」


大貴「えー?…あーそっか、じゃあそれ使ってここ開けて…。」


数時間前とは打って変わって、静かな部屋にゲームの効果音と俺らのぼそぼそと喋る声だけが響く。


伊野ちゃんと熱く盛り上がったゲームにも飽きてしまい、2つ目のソフトをやり始めて数時間。そろそろ知念も帰ってくる頃かな。


大貴「あ、待ってヤバい敵来てる!」


慧「大ちゃんそこで何回やられんの笑」


大貴「無理無理、パス!」


慧「うぇ、こんな途中からとかずりーよ〜」


ピンチに追いやられた状況で伊野ちゃんにコントローラーをパスしたところで、玄関のドアが開く音が聞こえた。


慧・大貴「おかえり〜」


…あれ、おかしいな。なかなかリビングに入って来ない。


不思議に思って玄関の方まで行くと、そこには背中を丸めて辛そうにしている知念の姿があった。


口元を押さえている知念の下には少量だけど吐いた跡があって、慌てて駆け寄りさっと処理を済ませる。


大貴「んー…今って病院誰かいるかな?」


慧「あー、今日なら多分山田と…薮もいた気がする。連絡しとくね。」


大貴「ん、わかった。」


丁度着替えて口を濯いで戻ってきた知念に病院に行く事を伝えると、具合も悪いせいか既にぐずぐずと泣き始めた。


何とか病院まで連れて来たのは良いものの、着いた瞬間山田にべったりで全然離れない。笑


大貴「知念〜、ここおいで?山田もしもししたいって。」


侑李「んーんっ…」


涼介「…笑、大ちゃんに抱っこ代わって貰おっか、ね?もしもしとあーんするだけ。痛くないよ?」


侑李「ぐす…っんー…泣」


両手を伸ばすと渋々だけど膝に座ってくれて、漸く診察できる状態になった。


恐らく点滴はすることになりそうだし、先は長そうだな…苦笑


 

・→←Dr. Ryosuke × Pt. Yuri *



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ふ ゆ(プロフ) - ゆいさん» たくさんの応援コメントありがとうございました〜!とっても励みになりました^ ^移行先でも宜しくお願いします…! (2020年3月3日 15時) (レス) id: 32b3248ec1 (このIDを非表示/違反報告)
ふ ゆ(プロフ) - みーさん» リクエストありがとうございました!移行先でも宜しくお願いします^ ^ (2020年3月3日 15時) (レス) id: 32b3248ec1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - パート2でも楽しいお話を毎日ありがとうございました!リクエストも忠実に答えていただいたり、メンバーの特徴をとらえた描写をされていたり…大好きです!また移行して下さった場合には読ませていただきます!ありがとうございました(*^-^*) (2020年3月2日 22時) (レス) id: b95e20b84f (このIDを非表示/違反報告)
みー(プロフ) - 更新ありがとうございます とても良かったです また機会があればリクエストさせていただきます これからも更新頑張ってください (2020年3月2日 20時) (レス) id: f0fa747bea (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - お忙しい中更新ありがとうございます〜! (2020年3月2日 16時) (レス) id: b95e20b84f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ふ ゆ 。 | 作成日時:2019年12月22日 16時

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