Dr.じゃんぷ×Pt.じゃんぷ そのに。

Dr. Kei × Pt. Daiki ページ1

side:Kei


慧「ほーら、もう…いつまでそこにいるの。」


大貴「だって…！ご飯って言った、、っ」


うん、言ったよ。言ったけど。それはこの用事が終わってからの話なわけで。


2人のオフが重なった今日、大ちゃんをご飯を口実に誘い出したのは本当。


…でも、「ちょっと寄るところがある」と言って病院に連れて来たのも事実。だってこうでもしなきゃ終わらないんだもん、大ちゃんの健康診断…。


慧「嘘じゃないよ、終わったらちゃんとご飯行こう？大ちゃんが好きなとこ選んでいいよ。」


大貴「……。」


…なんて不服そうな顔。とてもアイドルとは思えない。笑


慧「とりあえず中入ろっか、ね。無理にやったりしないから。」


健康診断って言っても、今回するのは簡易的なもので胃カメラや内視鏡みたいな大掛かりな検査はない。


身体測定といつもの診察に加えて血圧、視力、聴力、心電図…手こずりそうなのは採血かな。苦笑


順調に進めば良いんだけど…。



.




.


なんて、そう上手くいくはずもなく。


大貴「やっぱやだ…っ帰る…泣」


…まだ何もしてないんだけどね。笑
診察室に入っただけでこんなにグズられると困っちゃうなぁ…。


慧「んー…大ちゃんはさぁ、何がそんなにイヤ？」


大貴「…っなに、するかわかんないし…っ、、こわい…っ泣」


慧「そっかそっか、何されるか分かんないのが怖いのか。じゃあちゃんとやる前に説明するね？」


大貴「…ん、、」


慧「まずね、身長と体重測るの。それからいつもの聴診と喉診るやつね。まずそこから頑張ってみよっか。」


一度に言っても混乱しちゃうだろうしね。簡単な検査から終わらそう、、

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