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side:Yuri
大貴「はーい、お待たせ。食欲無いだろうけど、胃に何か入れないとお薬飲めないから…雑炊なら消化にも良いし。食べられそう?」
あの後ちょっと眠れたけど、頭はガンガンするし熱も下がってはいないようでまだ身体は怠い。
でもせっかく作ってくれたし…それに良い匂いがしてきて、少しだけど食欲も湧いてきた。
侑李「食べる…。」
大貴「どーぞ、熱いから気を付けてね。」
……、?
侑李「…。」
大貴「…え、どした?」
侑李「…食べさせてくれるんじゃないの?」
どーぞ、って。目の前に置かれたお碗によそってくれたけど、てっきり食べさせてくれるんだと思ってた。
大貴「もう…わがままだなぁ笑 特別だぞ〜?ほら、あーん。」
侑李「…ん、おいし。」
なんだかんだ言いながらも最後まで食べさせてくれて、食器まで洗ってくれた。
…優しいんだよね、ほんと。だからついつい甘えちゃうんだけど。
大貴「よしっ、じゃあこれとー…これもかな。」
侑李「えぇ…二個も飲むのやだ…」
大貴「だーめ、これでも減らした方だよ?本当は点滴と併用したいんだから。ほら、頑張れ頑張れ〜」
侑李「うー…」
粉薬、苦手なんだよね。もう一つは錠剤だけど、これも粒が大きくて飲みにくそう…
でもなぁ…飲まないと点滴されちゃうし、、
大貴「…どうしても無理?」
素直に頷くと、大貴は鞄の中をごそごそと漁り始めた。
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ssfk(プロフ) - リクエストなのですが涼介くんが肺炎になり薮くんが医者をみたいです (2019年12月16日 3時) (レス) id: fa29755135 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - 第一段完結おめでとうございます!そして本当にありがとうございました(;_;)私の好みの小説だったのでコメントもしすぎちゃって…ですが何度も読み返す程大好きです!リクエストしたい内容が心の中にあるので(笑)、ぜひ第二段を書いて下さる時はよろしくお願いします! (2019年12月15日 23時) (レス) id: b95e20b84f (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - いえいえ!こちらこそふゆ。さんのお話が読めて嬉しいです!ありがとうございます(*^-^*)リクエストを見てそれを文章にするのが本当にすごくて…この小説大好きです…! (2019年12月14日 19時) (レス) id: b95e20b84f (このIDを非表示/違反報告)
甅 - そう言っていただけて、とても嬉しいです…!ありがとうございます…!そして、本当に申し訳ございませんでした…! (2019年12月10日 22時) (レス) id: 6533d85759 (このIDを非表示/違反報告)
ふ ゆ(プロフ) - 甅さん» いえいえ…!こちらこそせっかくリクエスト頂いたのに申し訳ないです。移行先でのリクエスト大歓迎ですのでその際はぜひリクエストお待ちしております! (2019年12月10日 22時) (レス) id: 32b3248ec1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ふ ゆ 。 | 作成日時:2019年8月18日 22時