Dr. Kei & Kota × Pt. Yuri * ページ41
side:Daiki
涼介「あっ、俺らの曲入ってる!」
山田が嬉しそうにテレビ画面を指差すと、楽屋に居たメンバーも一斉にそっちを向く。
宏太「本当だ、みんな買ってくれてるんだね。」
ランキング形式で今週の新曲の売り上げを紹介している音楽番組で、自分達の曲がランクインしていた事に素直に嬉しくなる。
ありがたい事だよね、本当に。期待に応えられるようにもっと頑張らなきゃなぁ。
雄也「あ、俺このアーティスト最近めっちゃ好きなんだよね。」
あれ、これって確か…
大貴「ねぇ、知念が前言ってたアーティストってこの人じゃないっけ?」
なんか聞いた事あるなと思ったらこの前知念が口ずさんでた曲で、隣に座ってた知念にそう尋ねる。
侑李「……。」
大貴「…ちねん?」
…えっ、無視!?
でもわざと無視しているような感じではない。…まさか聞こえてない?
トントン、と肩を叩くとびくっとして驚いた顔をする。
侑李「びっくりした…、なに、呼んだ?」
大貴「さっきからずっと呼んでたよ。…ねぇ、もしかしてさ、」
「右の耳、聞こえにくいの?」そう聞こうとした時、向かい側に座ってた薮ちゃんが知念を呼んだ。
宏太「知念〜、ちょっとこっちおいで?」
他のメンバーも異変に気付いていたようで、薮ちゃんの隣にいた伊野ちゃんも自分の膝をぽんぽんと叩く。
侑李「……、?」
不思議そうな顔をした知念は2人の方に向かうと、素直に伊野ちゃんの膝の上にちょこんと乗る。
宏太「ちょっとこっちの耳見せて?」
侑李「…!っやだ、何もない…っ」
慧「見るだけだよ、ほら。何も持って無いでしょ?」
侑李「やぁだ…っ泣」
これからされる事に気付いた知念は、まだ何も始まってないのにもう既に涙目で。
これはまた長くなりそうだな…笑
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ssfk(プロフ) - リクエストなのですが涼介くんが肺炎になり薮くんが医者をみたいです (2019年12月16日 3時) (レス) id: fa29755135 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - 第一段完結おめでとうございます!そして本当にありがとうございました(;_;)私の好みの小説だったのでコメントもしすぎちゃって…ですが何度も読み返す程大好きです!リクエストしたい内容が心の中にあるので(笑)、ぜひ第二段を書いて下さる時はよろしくお願いします! (2019年12月15日 23時) (レス) id: b95e20b84f (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - いえいえ!こちらこそふゆ。さんのお話が読めて嬉しいです!ありがとうございます(*^-^*)リクエストを見てそれを文章にするのが本当にすごくて…この小説大好きです…! (2019年12月14日 19時) (レス) id: b95e20b84f (このIDを非表示/違反報告)
甅 - そう言っていただけて、とても嬉しいです…!ありがとうございます…!そして、本当に申し訳ございませんでした…! (2019年12月10日 22時) (レス) id: 6533d85759 (このIDを非表示/違反報告)
ふ ゆ(プロフ) - 甅さん» いえいえ…!こちらこそせっかくリクエスト頂いたのに申し訳ないです。移行先でのリクエスト大歓迎ですのでその際はぜひリクエストお待ちしております! (2019年12月10日 22時) (レス) id: 32b3248ec1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ふ ゆ 。 | 作成日時:2019年8月18日 22時