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side:Hikaru
『はい、撮影以上になりまーす！お疲れ様でした〜』
なんとか撮影は終わって、楽屋へと戻る途中。
廊下にドン、と鈍い音が響いた。
光「…っ！？」
侑李「圭人！！」
驚いて後ろを振り返ると、荒い息で倒れ込んでる圭人の姿。
圭人「ごめ…、ぃじょうぶ、だから…」
光「何言ってんの、そんな顔真っ赤にして。…ほら、病院行くから背中乗って。」
…って言ってももうそんな体力すら残ってなさそうだったから、結局その場にいた知念が支えて背中に乗せてくれて。
俺がおぶって車に乗り込んで、病院へと向かった。
.
.
side:Keito
良かった、誰にも具合悪いの気付かれて無さそう。
…そうホッとしたのも束の間、撮影中光くんに声をかけられた時は正直焦った。
咄嗟に大丈夫なんて言ったけど、光くんは怪訝そうな顔してるし。絶対バレてる…。
ここは撮影が終わり次第さっさと帰った方が良さそうだ。…と、思っていたのに。無理が祟ったのか、俺の身体はそこまで持たなかった。
楽屋に戻る途中、また目眩がするなぁと思ったらいきなり視界が真っ暗になって、気付くと光くんにおぶられて病院へと向かっていた。
…どうしよう。怒ってる…よね、？
フラフラな状態なのを支えて貰って診察室へ着くとすぐに診察が始まって、いつもみたいに聴診がイヤだとか抵抗する暇なんてなかった。
光「…うん、まぁ風邪だけど肺炎の一歩手前。点滴しとくから終わったら帰るよ。」
圭人「えっ…、」
光「え、じゃないでしょ。入院にならなかっただけマシだよ、ほんと…。」
すぐに腕を固定されて点滴の針が刺さったけど、光くんは上手だからあまり痛くない。
…のに、体調不良を隠していた事もせっかく気付いて心配してくれたのに無理をして仕事を続けたのも後悔ばかりで。
そのせいで光くんは呆れているのか態度はいつもより冷たく感じて、ぽろぽろと涙が溢れてきた。
あぁ、また困らせちゃう…。
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ssfk(プロフ) - リクエストなのですが涼介くんが肺炎になり薮くんが医者をみたいです (2019年12月16日 3時) (
レス) id: fa29755135 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - 第一段完結おめでとうございます！そして本当にありがとうございました(;_;)私の好みの小説だったのでコメントもしすぎちゃって…ですが何度も読み返す程大好きです！リクエストしたい内容が心の中にあるので(笑)、ぜひ第二段を書いて下さる時はよろしくお願いします！ (2019年12月15日 23時) (レス) id: b95e20b84f (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - いえいえ！こちらこそふゆ。さんのお話が読めて嬉しいです！ありがとうございます(*^-^*)リクエストを見てそれを文章にするのが本当にすごくて…この小説大好きです…！ (2019年12月14日 19時) (レス) id: b95e20b84f (このIDを非表示/違反報告)
甅 - そう言っていただけて、とても嬉しいです…！ありがとうございます…！そして、本当に申し訳ございませんでした…！ (2019年12月10日 22時) (レス) id: 6533d85759 (このIDを非表示/違反報告)
ふ ゆ(プロフ) - 甅さん» いえいえ…！こちらこそせっかくリクエスト頂いたのに申し訳ないです。移行先でのリクエスト大歓迎ですのでその際はぜひリクエストお待ちしております！ (2019年12月10日 22時) (レス) id: 32b3248ec1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふ ゆ 。 | 作成日時：2019年8月18日 22時
