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side:Ryosuke
え…?と思った時にはもう遅くて、手を引かれて隣のベッドが並ぶ部屋に通される。
涼介「ね、終わりじゃないの…?」
雄也「え?あぁ…あと一つだけ頑張ろーな。」
涼介「…なに?」
雄也「うーん…」
困ったように笑いながら、「点滴だけだよ」って。
そんなの聞いてない…!
すると奥から薮ちゃんの声が聞こえてきた。
宏太「高木ー?アレどこに在庫置いたぁ?」
雄也「アレじゃわかんねぇよ…笑ごめん、ちょっと見てくるからここのベッドに横になってて?すぐ戻るから。」
雄也が薮ちゃんに何か返事をしながら診察室の方へ消えていったのを確認して、そっと部屋を出る。
痛いの嫌だし、まだ元気だし。
…逃げちゃえばやらなくて済むよね?
.
.
side:Yuya
結局「アレ」は脱脂綿のことだったらしいけど、普段は看護師さんが扱ってるから俺も在庫の場所がなかなか見つけられなくて。
5分ほどしてようやく見つかって、準備を整えて部屋へ戻ると
雄也「…居ない……。」
宏太「え?…やられたなぁ。苦笑」
って言っても荷物はベッドの上だし、スリッパのまま外には出ないだろうし。トイレ…ではないか、それにしては遅すぎる。
病院内もそんなに広くないから、移動するにしても場所は限られてる。仕方ない、探しに行くか…。
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ssfk(プロフ) - リクエストなのですが涼介くんが肺炎になり薮くんが医者をみたいです (2019年12月16日 3時) (レス) id: fa29755135 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - 第一段完結おめでとうございます!そして本当にありがとうございました(;_;)私の好みの小説だったのでコメントもしすぎちゃって…ですが何度も読み返す程大好きです!リクエストしたい内容が心の中にあるので(笑)、ぜひ第二段を書いて下さる時はよろしくお願いします! (2019年12月15日 23時) (レス) id: b95e20b84f (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - いえいえ!こちらこそふゆ。さんのお話が読めて嬉しいです!ありがとうございます(*^-^*)リクエストを見てそれを文章にするのが本当にすごくて…この小説大好きです…! (2019年12月14日 19時) (レス) id: b95e20b84f (このIDを非表示/違反報告)
甅 - そう言っていただけて、とても嬉しいです…!ありがとうございます…!そして、本当に申し訳ございませんでした…! (2019年12月10日 22時) (レス) id: 6533d85759 (このIDを非表示/違反報告)
ふ ゆ(プロフ) - 甅さん» いえいえ…!こちらこそせっかくリクエスト頂いたのに申し訳ないです。移行先でのリクエスト大歓迎ですのでその際はぜひリクエストお待ちしております! (2019年12月10日 22時) (レス) id: 32b3248ec1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ふ ゆ 。 | 作成日時:2019年8月18日 22時