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side:Daiki
大貴「じゃあほら、ここおいで。」
胡座をかいて自分の膝を叩くと、のそのそ移動し始めた。
多分本当に薬が嫌なんじゃなくて甘えたいだけなんだよね。
大貴「後ろからぎゅってしててあげるからさ、それなら頑張れるよね？」
涼介「……うん…。」
あとはもう簡単。笑
準備した薬を口のとこまで運んであげて、
大貴「じゃあまず息全部吐いて〜…はい、そのまま吸ってー、、」
涼介「っはぁー……。」
大貴「はーい、終わり。上手に出来たじゃん！」
わしゃわしゃと頭を撫でると、嬉しそうに目を細める山田。素直すぎてちょっとこっちが戸惑うよ。笑
ご飯も食べたし薬も効いてくると思うし、後は安静にしてて貰えば俺は帰っても大丈夫なんだけど…。
涼介「大ちゃん…、もう帰る…？」
…そんな不安そうな目で見られたら帰れるわけないよねぇ。
大貴「んー、いや。今日は泊まっていこうかな、心配だし。ソファ借りていい？」
涼介「となり…。」
大貴「え？…俺ここに寝んの？笑」
いくら大きめのベッドとは言え、大人2人が寝るにはちょっと狭くない…？
涼介「いいの、ここで。…嫌？」
結局断ることもなく隣で様子を見ながら一晩過ごして、次の日のお昼くらいまで一緒に居た。
山田は数日間仕事を調節して休んで、今日は休み明け初めて全員での仕事。
大貴「お、おはよ山田。体調大丈夫？」
涼介「…おはよ。もう大丈夫。」
えっ？ちょっと待ってよ、いきなり素っ気なくない！？あんなに甘えてきたのに。
そう思いつつ楽屋のソファに座った山田をチラッと見ると、視線を感じたのか目があった。
涼介「……ありがと、」
小さな声でそう言う山田の耳は真っ赤で。
覚えてるんだろうな、熱あったときのこと全部。
大貴「へへっ、どーいたしまして！」
侑李「え？何が？」
大貴「んー？何でもない。なっ、山田？」
涼介「っ、うるっさい、」
何も知らない知念は「なになに？」なんて気になってるけど、あの日のことは俺と山田だけの秘密にしておこうっと。笑
fin.
Dr. Kota & Yuya × Pt. Ryosuke *→←・
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ssfk(プロフ) - リクエストなのですが涼介くんが肺炎になり薮くんが医者をみたいです (2019年12月16日 3時) (
レス) id: fa29755135 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - 第一段完結おめでとうございます！そして本当にありがとうございました(;_;)私の好みの小説だったのでコメントもしすぎちゃって…ですが何度も読み返す程大好きです！リクエストしたい内容が心の中にあるので(笑)、ぜひ第二段を書いて下さる時はよろしくお願いします！ (2019年12月15日 23時) (レス) id: b95e20b84f (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - いえいえ！こちらこそふゆ。さんのお話が読めて嬉しいです！ありがとうございます(*^-^*)リクエストを見てそれを文章にするのが本当にすごくて…この小説大好きです…！ (2019年12月14日 19時) (レス) id: b95e20b84f (このIDを非表示/違反報告)
甅 - そう言っていただけて、とても嬉しいです…！ありがとうございます…！そして、本当に申し訳ございませんでした…！ (2019年12月10日 22時) (レス) id: 6533d85759 (このIDを非表示/違反報告)
ふ ゆ(プロフ) - 甅さん» いえいえ…！こちらこそせっかくリクエスト頂いたのに申し訳ないです。移行先でのリクエスト大歓迎ですのでその際はぜひリクエストお待ちしております！ (2019年12月10日 22時) (レス) id: 32b3248ec1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふ ゆ 。 | 作成日時：2019年8月18日 22時
