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side:Ryosuke
宏太「力抜いてた方が痛く無いよ、深呼吸して？」
涼介「ん…っ、ふー……、」
痛いのは嫌だけど、ずっとこの痒みに耐えるのはもっと辛い。眠れるもんなら早く眠りたい。
暫く葛藤したけど、急かさないで待っていてくれた薮ちゃんのお陰もあって注射して貰うことにした。
…でも。やっぱり怖いものは怖いし、消毒されただけで心臓はばくばくして呼吸も速くなる。
促されて何度か深呼吸をしていると、「ちょっと痛いの我慢ね、」と声が掛かってぎゅっと目を瞑った。
肩の辺りにチクっとした痛みがあったかと思うと、ぐっと薬が押し込まれてジンジン広がる痛みに変わっていく。
涼介「いっ……たぁ、…ん…ぐす……っ、」
宏太「もう終わり、あと針抜くだけね。……はーい、よく頑張りましたぁ。」
アルコール綿でぐいぐい揉まれて、痛いから嫌だと手を退けようとすると「後でもっと痛くなるよ、」なんて脅された。
涼介「…もう痛いのやだもん……、」
宏太「はいはい、もうやらないから。笑 明日痛くなるより良いでしょ？…ほら、もう遅いんだから寝ちゃいな。」
寝室へ誘導されて、ベッドに入ると腕だけ出すように言われて思わず手を引っ込める。
涼介「……なに、」
宏太「痛いことしないから。お薬塗らせて？この間のと違うやつ試してみるから。」
渋々腕を出すと、クリーム状の薬を指に取り出してくるくると塗り込まれる。
……あれ、この前のより痛くない…。
宏太「多分前に処方したやつちょっと滲みたでしょ？これの方が刺激少ないから良いと思って。」
注射が効いてきたのか耐えられなかった痒みも引いてきて、段々眠くなってきた。
おまけに薬を塗ってくれる薮ちゃんの手は温かくて、せめて見送るまでは起きていようと抗うけどどんどん瞼は重くなっていく。
宏太「…我慢してないで寝なさい、笑 心配しなくても寝た後で勝手に出て行くから大丈夫だよ。明日また会うでしょ？」
涼介「……ん…、」
「おやすみ、」と。優しい声が聞こえるか聞こえないかのうちに意識は薄くなって、久々に深い眠りについた。
fin.
Dr. Kei & Ryosuke × Pt. Daiki *→←・
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じゃんぷスノ - 変わっているところがありますが、元すみっこです!こちらこそ、パート１からありがとうございました!後、返信遅れてすみません(焦)また再開されましたら、私も読ませていただきます!本当に、ありがとうございました!そして、お疲れさまでした!お仕事も頑張って下さい!! (2021年5月9日 21時) (
レス) id: a27e9c75f3 (このIDを非表示/違反報告)
ふ ゆ。(プロフ) - ゆいさん» ゆいさん！こちらこそ本当にパート1からずーっと応援ありがとうございました…(T . T)何度も元気を貰いましたし、お話を書くモチベーションでした。占ツクはお休みしますがこれまで通りTwitterにはいるので宜しくお願いします^ - ^ (2021年5月5日 22時) (レス) id: 32b3248ec1 (このIDを非表示/違反報告)
ふ ゆ。(プロフ) - 楠木りずむさん» りずちゃん…！こちらこそ最後まで読んでくれてありがとう〜！（ ; ω ; ）Twitterではこれからも萌えを提供…できたら良いなと思ってるので頑張ります！笑 (2021年5月5日 22時) (レス) id: 32b3248ec1 (このIDを非表示/違反報告)
ふ ゆ。(プロフ) - すみっこさん» ありがとうございます…！応援のコメント大変励みになりました、また機会がありましたら再開したいなと思っていますので、その際は宜しくお願いします…！ (2021年5月5日 22時) (レス) id: 32b3248ec1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - ふゆさん、パート1から本当にありがとうございました！占ツクの中でも1番好きなシリーズだったので最後のふゆさんの文章を読んで急に寂しくなって泣きそうになりました…笑今でも前のお話を読み返して楽しませていただいてます！ふゆさんもお体にお気をつけて^ - ^ (2021年5月5日 22時) (レス) id: 27b3970637 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふ ゆ 。 | 作成日時：2021年1月5日 20時
