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side:Ryosuke
はぁ、知念には情けないとこ見せちゃったなー…
…でも本当に嫌だったんだもん…！
上手く力も抜けないから痛いし気持ち悪いし、何より恥ずかしいったら。
もう座薬なんて絶対いや…無理に動いたせいでなんか疲れちゃった。
侑李「寝ちゃって大丈夫だって。疲れたでしょ？帰れるようになったら起こしてあげるからね。」
涼介「ん…、」
そう言われて安心して目を閉じるとすぐに意識は遠のいていって、そのまま眠ってしまった。
.
.
慧「……じゃない？」
光「んー…いや、微妙…、」
2人の声が途切れ途切れに聞こえて来て、少しずつ目が覚めていくのがわかる。
でもまだ目を開ける気分にはならなくて、眠気があるうちにもう少し休んでよう…と思ったその時。
慧「…あ、そこならいけそう。」
光「だね。起きないでよー…、」
段々声がはっきり聞こえてきて、同時に左腕が縛られる感じがする。
ツンとした鼻を突くような消毒液の匂いとひんやりした感覚で一気に目が覚めた。
侑李「…あ、」
涼介「…！っ、やだ…、」
横には今まさに刺すところだったんだろう、点滴の針を手にしたひかが居て、俺が起きたからか針を見えない所に引っ込めた。
パチっと目が合った知念はしまった、という顔で俺を見ると、押さえられていた腕に力が入る。
侑李「ごめんね、嫌だろうけどちょっと頑張ろ？すぐ終わるからね。」
慧「…あっ、手は出しちゃ駄目。知念の方向いてな？」
咄嗟に出した右手も伊野ちゃんに握られちゃって、これ以上どうすることもできない。
光「チクってするよー、少しだけ我慢ね。」
涼介「やぁっ、ん…ったい…！泣」
光「力抜いていいよ、もう痛くないでしょ？」
涼介「ぐすっ…やだ、いたい…泣」
そう言いながら針をテープで固定するひかについ反抗しちゃう。
…だってまだ少し痛いもん、それに嫌って言ったのに…！
侑李「…笑、そうだね、痛いのに涼介ちゃんと頑張ったもんねぇ。僕ちゃんと見てたよ、」
ふわふわした優しい声で褒められて、頭を撫でられる。
いつもと完全に逆の立場に恥ずかしさでむずむずするけど、素直に嬉しくて。
涼介「…うん…、」
侑李「これ終わったら帰れるって。さっき座薬も頑張ったから熱も下がるよ。もう少し寝な？」
知念の言った通り、それ以上悪化することもなく数日も経てばすっかり良くなって。
メンバーから次々に来るメールはどれも心配する内容で、改めて愛されてるなぁって噛みしめちゃった。笑
fin.
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ふ ゆ。(プロフ) - くるさぼさん» Dr.伊野尾くん了解です〜！沢山のリクエスト頂いておりまして確実なお約束は出来ないのですが、参考にさせて頂きます^ ^ (2020年6月10日 22時) (
レス) id: 32b3248ec1 (このIDを非表示/違反報告)
くるさぼ(プロフ) - 医者は伊野尾くんでお願いします (2020年6月9日 19時) (レス) id: a9f01a33e9 (このIDを非表示/違反報告)
ふ ゆ。(プロフ) - くるさぼさん» リクエストありがとうございます〜！Pt.光くん、サポート薮くんで大丈夫でしたかね？お医者さんでご希望のメンバー居ましたら教えてください^ ^ (2020年6月8日 22時) (レス) id: 32b3248ec1 (このIDを非表示/違反報告)
くるさぼ(プロフ) - パニックおこした光くんが医者の薮くんに支えてもらいながら採血をするのがみたいです。 これからも自分のペースで頑張って下さい。応援してます (2020年6月8日 22時) (レス) id: a9f01a33e9 (このIDを非表示/違反報告)
くるさぼ(プロフ) - Twitterしてないので、こちらでリクエストさせて頂きます。光くんが貧血の症状が酷くて、倒れてしまいます。それで、検査をする為に採血を行おうとするが、過去に無理矢理やられた事がトラウマがあり、その事思い出してパニックを起こしてしまいます。 (2020年6月8日 22時) (レス) id: a9f01a33e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふ ゆ 。 | 作成日時：2020年5月24日 21時
